カホンという木の箱の形をした楽器がある。近所の楽器屋にも置いてあって、叩いてみるとポスポスといい音がした。自分で簡単に作れると聞いて、インターネットで調べながら作ってみた。
近所のホームセンターで合板を買った。叩く面(前面)は薄い方がいいらしくて3mm、背面も丸い穴(サウンドホール)をあけやすいように3mmにした。他は厚いほうがいい低音が出るらしく、13mm。
ビスと木工用ボンドで組み立てていきます。
背面のサウンドホールを糸鋸であけました。
組み立てた木の間にすき間がないほうがいい音がしそうなので、木工用ボンドで隙間を埋めました。
ただの箱でも音がするのですが、ドラムっぽい音にするために、打面の裏に「スナッピー」というものを仕込みます。
Pearl パール スナッピー S-022 (Amazon.co.jp)
本来はスネアドラムに付けるための商品で、島村楽器のドラムコーナーにもありました。何種類かありましたが、音の違いが見た目ではよくわからず、何となくこれを購入。
カホンには半分の長さで十分なので、ニッパーでカットしました(切り口がギザギザ・・・)。
これを固定するための木材。ちょうどいい大きさと形にもともと切ってくれているものを買いました。
ビスで留めます。
下の写真のように固定してみました。
スナッピーを取り付ける角度や位置によって、打面を叩いたときの音がかなり変わります。いきなりビスで固定してしまわず、いろいろ試してちょうどいい位置を探ります。
と言いつつ、失敗してスナッピーの位置が後ろに行きすぎて、シャラシャラというスナッピーの音がほとんどしなくなってしまったので、木を足してもう少し前に移動させました。
箱を組み立てるとき、打面の上のほうはぴっちりと閉じないほうがいい音がする、といろんなウェブサイトに書かれていました。ネジで後から締め具合を調整しやすいように、オニメ(鬼目)ナットを使用しました。
案外きれいに入りました。
ここからしばらく写真を撮る余裕がなくなって、組み立てたあとの写真がありませんが、箱型に組み立てた後は、上面の角をヤスリで磨くなどして削ります(叩くときに掌が角に当たると痛いので)。
音がよく響くように、底に足を付けます。
近所のコーナンで見つけた「振動吸収材」。ステレオのスピーカーに付けたりするようです。買った後で気づきましたが、耐荷重は4個で15kgと書かれています・・・大人が座ったらその何倍もの重さがありますが、まぁ大丈夫でしょう。
4隅に両面テープで取り付けて完成!
ちなみに、Wikipediaの情報によると、カホンはペルー発祥の打楽器で、1970年代にフラメンコギタリストのパコ・デ・ルシアという方がラテンアメリカ・ツアーのときに、ペルーのカホン奏者からプレゼントされたのがきっかけでフラメンコの世界に持ち込まれ、広まっていったようです。
一つの箱で、叩き方や叩く場所によっていろんな音が出るのが面白いです。簡単なようで、いい音を出すのはなかなか難しくて、ぼくが叩くと工事現場の音みたいだと相方につっこまれます。
「大きな古時計」のギターに合わせて相方に叩いてもらいました。
【関連記事】
by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)
instagram(@makoto.hazama)
近所のホームセンターで合板を買った。叩く面(前面)は薄い方がいいらしくて3mm、背面も丸い穴(サウンドホール)をあけやすいように3mmにした。他は厚いほうがいい低音が出るらしく、13mm。
ビスと木工用ボンドで組み立てていきます。
背面のサウンドホールを糸鋸であけました。
組み立てた木の間にすき間がないほうがいい音がしそうなので、木工用ボンドで隙間を埋めました。
ただの箱でも音がするのですが、ドラムっぽい音にするために、打面の裏に「スナッピー」というものを仕込みます。
Pearl パール スナッピー S-022 (Amazon.co.jp)
本来はスネアドラムに付けるための商品で、島村楽器のドラムコーナーにもありました。何種類かありましたが、音の違いが見た目ではよくわからず、何となくこれを購入。
カホンには半分の長さで十分なので、ニッパーでカットしました(切り口がギザギザ・・・)。
これを固定するための木材。ちょうどいい大きさと形にもともと切ってくれているものを買いました。
ビスで留めます。
下の写真のように固定してみました。
スナッピーを取り付ける角度や位置によって、打面を叩いたときの音がかなり変わります。いきなりビスで固定してしまわず、いろいろ試してちょうどいい位置を探ります。
と言いつつ、失敗してスナッピーの位置が後ろに行きすぎて、シャラシャラというスナッピーの音がほとんどしなくなってしまったので、木を足してもう少し前に移動させました。
箱を組み立てるとき、打面の上のほうはぴっちりと閉じないほうがいい音がする、といろんなウェブサイトに書かれていました。ネジで後から締め具合を調整しやすいように、オニメ(鬼目)ナットを使用しました。
案外きれいに入りました。
ここからしばらく写真を撮る余裕がなくなって、組み立てたあとの写真がありませんが、箱型に組み立てた後は、上面の角をヤスリで磨くなどして削ります(叩くときに掌が角に当たると痛いので)。
音がよく響くように、底に足を付けます。
近所のコーナンで見つけた「振動吸収材」。ステレオのスピーカーに付けたりするようです。買った後で気づきましたが、耐荷重は4個で15kgと書かれています・・・大人が座ったらその何倍もの重さがありますが、まぁ大丈夫でしょう。
4隅に両面テープで取り付けて完成!
ちなみに、Wikipediaの情報によると、カホンはペルー発祥の打楽器で、1970年代にフラメンコギタリストのパコ・デ・ルシアという方がラテンアメリカ・ツアーのときに、ペルーのカホン奏者からプレゼントされたのがきっかけでフラメンコの世界に持ち込まれ、広まっていったようです。
一つの箱で、叩き方や叩く場所によっていろんな音が出るのが面白いです。簡単なようで、いい音を出すのはなかなか難しくて、ぼくが叩くと工事現場の音みたいだと相方につっこまれます。
「大きな古時計」のギターに合わせて相方に叩いてもらいました。
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