神山(徳島県)の農家さんのおやつを復活させた「カミヤマメイト」のこと。


徳島県神山町で見つけた「カミヤマメイト」。

某社の有名な「カロリーメイト」にわざと似せているのだろう。面白いと思った。前にご紹介した「かま屋」や「かまパン」を運営している(株)フードハブ・プロジェクトの商品。

ネーミングだけ面白さを追求して中身は平凡な商品も多いが、カミヤマメイトは中身も本当に「カミヤマ」。神山で70年以上受け継がれてきた名もない小麦の種を育ててつくられているという。プレーンの材料はその小麦の全粒粉と、米油、きび砂糖、豆乳、食塩。そのほかに、阿波番茶、すだち、チョコチップ、かぼちゃが入りのラインナップがある。

昔、神山の農家さんがつくっていたおやつらしく、バターの代わりに米油を使用している。「農作業や仕事、勉強の合間に、お腹がすいたら、お米をたべよう。」と商品ラベルに書かれている。

学生の頃、お腹が空いたときのためにカロリーメイトをよくカバンに入れて持ち歩いていたが、あのクスリ臭い風味は健康によくないだろうなぁと、今になって思う(当時はあのクスリ臭さが好きでもあったんだけど)。

ぼくは砂糖がダメになったので残念ながら食べられないが、食べてみた相方によると、ザクザクとした噛みごたえのある食感で、甘さ控えめで美味しかったという。うちでつくる全粒粉のスコーンに似ているとのことで、家庭的な味なのだろう。

全粒粉は腹持ちがいいので、食事をする暇がないピンチのとき用によさそう。学生時代、こっちを食べれていたらよかったなーと思った(そこ頃にはまだ発売されていなかったけれど)。食が体をつくるし、頭脳にも大きく影響する、と最近改めて痛感している。


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by 硲 允(about me)
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