相方が蜜蝋のキャンドルの燃え残りを集めて、再びキャンドルによみがえらせてくれた。
ちなみに、使っているのは、ノーザンライト社の蜜蝋キャンドル。
ノーザンライト社 蜜蝋キャンドル ティーライト(5個入り)
うちの客室の電灯はミニソーラーシステムで発電しているLEDライトを使っていて、夜、ちょっと薄暗くてそれはそれで「ムーディー」でいいのだけど、お客さんが来てくれてご飯を食べるときなど、もう少し明かりがほしいときにキャンドルを使う。炎の明かりは気持ちが安らぐ。このキャンドルは、ミツロウのほか、炎を安定させるためにマカダミアンナッツオイルとホホバオイルをわずかに加えているらしい。見た目も香りも燃え方もやさしく、このキャンドルを灯すと空間が和らぐ感じがする。
燃え残りのキャンドルを復活させるときに使用するのは、芯にする綿の糸(タコ糸でもOK)とクリップ、それからお好みの精油(精油はなくてもOK)。ちなみに糸は、穴あき靴下を織るようにして繕ってくれた草木染めの糸の切れ端を使ったとのこと。精油はミント、シトロネラ、ラベンダーの3種類で、どれも蚊よけの効果があるらしい。
蜜蝋の燃え残り、こんなにあったとは。
瓶に入れて湯煎。
写真はもうだいぶ蜜蝋が溶けた後の様子(手前)。
ちなみに奥の瓶は、ついでにつくってくれた野草とハーブエキスのクリーム。ぼくが膝を痛めているので、関節痛に効くセントジョーンズワートの抽出オイルや鎮静効果のあるラベンダーの精油を入れてくれたらしい(材料は以下)。
- びわの葉エキス(びわの葉の焼酎漬け)
- セントジョーンズワートの抽出オイル(オリーブオイルに漬けておいたもの)
- ラベンダーの精油(鎮静)
- 蜜蝋(日本ミツバチの蜜ろう+ノーザンライトの蜜ろう)
キャンドルのほうは、完全に溶けて液体になったら、精油を入れて(全部で10滴ほど)割り箸でかき混ぜ、クリップを重しにした糸を割りばしなどに挟んで中に垂らしていく。
瓶を湯から引き揚げ、割り箸をわたし、蜜蝋が冷えて固まるのを待つ。
完全に固まればできあがり!
燃え残りのキャンドルが、大きなキャンドルへと見事に再生した。
クリームのほうは、手がすべって水が飛び込んだせいか、中身が分離した・・・。フタをしてよく振ったらバターのようなクリームができた。自分で使うには問題ないけれど、再チャレンジの予定。できあがったクリームを早速使ってみたら、膝があたたかくなってきて効いてそう。野草やハーブの力はすごい。
ハーブで知りたいことがあったら、「ベニシアのハーブ便り ― 京都・大原の古民家暮らし Venetia's Ohara Herb Diary」という本をよく開く。きれいな(美味しそうな)写真が豊富で、パラパラと眺めているだけでもやる気が出てくる。
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by 硲 允(about me)
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