「善通寺五岳の里 市民集いの丘公園」でツリーハウスをつくる3日間のワークショップがあり、参加してきました。
高松を拠点とし、若者の人材育成を軸に世代を越えた地域の居場所づくりを行なっている「地域の家ココカラハウス」という団体によるアイデアから生まれた企画だそうです。
ココカラハウスでは、若者たちが「これやってみたい」ということを具体化し、夢の実現を応援しているとのことで、今回、「大工さんになりたい」という高校生の夢を応援する企画として始まったそうです。
ツリーハウスは、地元の工務店の大工さんが中心となって設計し、参加メンバーは中、高、大学生、その親世代までさまざま。
ツリーハウスを設置したのは、欅(けやき)の木。ツリーハウスというと、木の幹や枝で樹上の家を支えるイメージがあり、それほど大きくなく見た感じそう力強く育っているわけでもなさそうなこのけやきに負担がかかるのではないかと心配になりましたが、今回のツリーハウスは、木に家の体重をかけない設計になっていました。
ツリーハウスの床を下から見た写真。木の幹や枝が通るところをくり抜いています。万が一、ツリーハウスが倒れそうになったら木が支えてくれます。
こちらは、ツリーハウスの近くに設置するダンゴムシ型の遊具。土台に丸太を組んで針金で留め、割いた竹でアーチを作っています。
入口と出口があり、中を通り抜けられるようになっています。歩きやすいように板を乗せ、木の枝や葉っぱで飾りつけをして完成。
ツリーハウスはこんなふうに仕上がりました。こちらも竹のアーチがついています。
横から見た図。上までは登るのが難しい小さな子どもでも登りやすいように中二階(?)も付きました。保育園・幼稚園くらいの年齢の子どもでも、平気で上まで登っていました。
子どもたちがつくった竹のチャイム。梯子で登ったところに設置されていて、カラカラといい音が鳴ります。
ココカラハウスに参加している学生の方と一緒につくった鳥の巣箱。巣箱は、鳥の種類によって好きな形や出入口の穴の大きさがあるそうですが、何の知識もなく勘で製作。どんぐりやヤシャブシの実で飾りをつけました。
ツリーハウスは、普段は登れないようになっていますが、イベントなど特別な日には登れるようになるそうです。
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