庭の固い土で自力で育った「ど根性ダイコン」。野菜の生命力に元気をもらう

やぶの中から救出されたダイコンの種の話」を前に書きました。


庭のやぶの中にぼくが放置していた種を相方が救出して畑に種を蒔きましたが、やぶの中にも種が落ちていたらしく、その後、いつの間にか草の中でダイコンが育っていました。



一見、見逃してしまいそうですがよく見ると・・・


こんなに立派に成長していました。

庭のこの辺りは土が固く(畝があるわけでもありません)、かなり苦労して根っこを伸ばしたようで、簡単には抜けませんでした(ちなみにダイコンは時計回りに回すと抜きやすいです)。

白い根っこを両手で持ってぐるりと回し、緩んだところで引っ張ります・・・ 根っこがどんな形でどこまで伸びているか、楽しみな瞬間。


畑の畝で育った大根よりも短く、持った感じでは固く締まっていて重たい。

スープに入れる前に、スライスして生のまま食べてみたところ、それほど固くはなく、甘みがあって味が詰まっていました。

耕さず、肥料を与えず、農薬も無しで、周りの草と共生して育った生命力あふれる大根は、見ているだけで元気が出てくる気がします。野菜の花が咲いて種ができると、翌年、思わぬところで野菜が育つのも畑の楽しみの一つです。


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by 硲 允(about me)
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