島根県の「SORAMIMIハーブショップ」から苗が届いた。
SORAMIMIハーブショップでは、どの苗も農薬や化学肥料を使わずに育てている。種類が豊富で、ウェブサイトを見た感じ、ハーブを丁寧に心を込めて育てている印象を受けた。庭につくったハーブ用の畑に植えようと、初めてお届けをお願いした。
ネットでオーダーすると、注文情報や基本的な育て方の説明などのほか、こんな画像が届いた。
発送の準備をして揃えてくれた苗たち。発送前の状態を写真で確認できるようにと。こうことはけっこうな手間だと思うけれど、写真で見て「もうすぐこの子たちが届くのかぁ」と思うとうれしくなる。
届いた段ボール箱のふたを開けると、「パッケージの開封方法~および苗の取り出しから定植まで~」と書かれた用紙が上の乗っていた。
万一、発送中のトラブルによって苗が破損していた場合の対応方法が丁寧に書かれている。箱から取り出す前に破損が確認できれば、代品を送ってくれるなどの対応をしてもらえるとのこと。
箱を開けて見てみると・・・
どの苗も無事でした。転倒しにくいように輪ゴムで固定してくれている。
「パッケージの開封方法」の裏を見ると、「Herb(ハーブ)を楽しく育てる」という説明書になっていて、「育てる環境に目を向けよう」「水やりは控えめに」「肥料は種類に応じて」などの項目ごとに、ハーブの育て方のヒントがわかりやすく簡潔に書かれている。
今回届けてもらったのは、「エンペラーズミント」「グレープリーフゼラニウム」「ローズマリー」「ソープワート」「除虫菊」の5種類。事前に送ってくれた写真通りの状態で届いた。
オーダーの時に、育て方の説明を希望していたら、種類ごとの説明書を同封してくれた。「名称」「英名」「学名」「特徴と育て方」「利用(方法)」、それからおすすめの鉢サイズも書いてくれていてとても参考になる。
さっそく庭に地植えした。
イタリア原産のエンペラーズミント |
ローマ皇帝、ハドリアヌスの邸宅のそばに生えていたとされる。「ミント」という名前がついているけれど、ミントの仲間ではないらしい。だけど、ミントと同じようにハーブティにして飲めるとのこと。
グレープリーフゼラニウム |
その名の通り、葉っぱがブドウの葉に似ている原種。薄いピンクの花を咲かせるらしい。利用は観賞用と書かれているけれど、ハーブティにもしてみる予定。
ローズマリー |
ローズマリーは地中海沿岸を原産とし、古代エジプトの時代から利用されてきたとのこと。SORAMIMIハーブショップで販売されているローズマリーは挿し木ではなく、「原種の実生苗」というのもありがたい。
除虫菊 |
除虫菊が日本にやって来たのは明治時代とのこと。
最近のよくある蚊取り線香には人工的な化学物質が使われているけれど、自然素材を使った蚊取り線香には除虫菊が使われている。
かえる印 かえる印のナチュラルかとり線香 30巻 2箱セット
そのうち家でも蚊取り線香を作れたらなぁと思っている。
ソープワート |
ソープワートは、洗濯用石鹸やシャンプーの代わりになるらしい。今は洗濯に「松の力」という松の樹液でできた洗剤を使っているけれど、洗剤も家でつくれたらいいなぁと思っていたので、大きく育つのが楽しみ。
松の樹液からできたオーガニック多用途洗剤「松の力」2L濃縮/ エコロジー泡ボトル350mlセット
ソープワートを間違って食べてしまって泡を吹かないように、独立した畝(うね)に植え付けた。
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