落花生の種まきと鳥の応援歌


落花生の種まき。


お借りしている畑はもともと田んぼだった場所で、土は粘土質。落花生は砂っぽい土じゃないと育たないのではないかという心配があったけれど、去年、初めて種を蒔いてみたら無肥料で見事に育って驚いた。あまりの美味しさだったので、今年はさらにたくさん種を蒔いている。

落花生の育て方を改めて本で調べていたら、蒔いた種を鳥に食べられることがあると書かれていた。去年は大丈夫だったけれど、ちょっと心配。



最近、畑仕事をしていると上の写真の鳥さん(真ん中に小さく写っています)がよく現れて、ずっと歌ってくれている。畑仕事の応援歌だと思っていたけれど、落花生の種を蒔いているときはちょっと心配になった。

翌日も落花生の種を蒔いていると、同じ鳥さんがやって来た。いつもはこっちを向いて歌っていることが多いけれど、後ろ向きに電線にとまって楽しげに鳴いていた。見ているとぼくが心配になるので、見ないふりをしているのかもしれないと思った。




落花生の種を蒔くときは、殻のまま土に埋めるのか殻を割って中身だけ埋めるのか迷った。本を読むと殻を割ると書かれていた。

去年育った落花生を掘るときに見つけられずに土に埋まったままになっていたものが発芽していた。殻が付いたままだったわけだけど、土の中で殻がだんだん朽ちていったのかもしれない。殻は中の種を守るためでもあるのかもしれないと思った。

最近はおやつに素焼きナッツをよく食べる。ナッツは買うと高いし農薬が心配なので自分で育てたいけれど、カシューナッツやマカデミアナッツなどを日本で育てるのはなかなか難しそうなので、代わりにどんぐりやピーナッツを1年間食べられるくらい拾ったり育てたりできたらいいなぁと思っている。


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by 硲 允(about me)
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