最近、ケータイを紛失した。
普段、ケータイをほとんど使わず、朝に電源を入れて夜寝る前に電源を消すだけの日も多く、丸2日ケータイをチェックするのを忘れていた、というようなこともある。だから、ケータイがいつなくなったのかすらよくわからずに困ってしまった。家の中や庭や畑を探し、高松でレンタサイクルを借り、なくした頃に通った道を探しまわったけれど、見つからなかった。
AUショップに行くと、場合によってはケータイがどこにあるかだいたいの位置がわかるそうだけど、ぼくはインターネット接続サービスを外していたので調べられなかった。警察にも届けがなかった。警察にケータイが届いた場合、すぐにケータイ会社に連絡が行き、ケータイ会社から持ち主に連絡がいくシステムになっているらしい。
仕方なく、AUのケータイを買い換えた。機種選びで一番重視しているのは電磁波のレベル。
WHO(世界保健機関)に所属するがん研究の専門機関、国際がん研究機関(IARC)は、携帯電話の電磁波には「発がん性の可能性あり」という評価を下している(2011年5月)。がんの他に、脳腫瘍、白血病、発達障害、アルツハイマー、精子への影響、アレルギー、睡眠障害、頭痛などのリスクが疑われている。
ケータイやスマホの電磁波の値はSAR値(比吸収率:Specific Absorption Rate)と呼ばれ、各社のウェブサイトに掲載されているが、いずれも見づらいページでそれぞれの機種の値を一覧で比較できないので調べるのがかなり面倒。
au
https://www.au.kddi.com/mobile/product/sar-list/
NTT docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/product/sar/
SoftBank
https://www.softbank.jp/mobile/support/sar/
今まで使っていたAUのK011という機種は、0.212w/kgだった。機種代が実質タダになるケータイ(折りたたみのやつ。ガラケーという呼び名な好きではない)は、GRATINA 4GとかんたんケータイのKYF32で、SAR値はそれぞれ0.385w/kgと0.259w/kg。紛失したとはいえ、買い換えて今までよりも電磁波レベルが高くなるのはイヤだったので、機種代はかかるけれど、SAR値が以前のケータイよりもわずかに低く(頭部で0.211w/kg)、水や落下に強いTORQUE X01という機種を選んだ。
au KYF33 TORQUE(トルク) X01
ちなみに、AUの機種をざっと調べたところ、SamsungのGALAXY S5 SCL23という機種のSAR値が際だって低かった(0.047w/kg)。Samsungは韓国のメーカーで、韓国では2014年8月から世界で初めて、すべての携帯電話に「電磁波等級」の表示を義務付ける規制を導入している。ちなみに、SAR値が0.8W/kg未満の場合は1等級、0.8~1.6W/kgだと2等級に分類され、製品本体や梱包箱、取扱説明書の表紙、携帯電話内のメニューなどのいずれかかに、電磁波等級やSAR値を表示しなければならない決まりになっているらしい。
日本ではケータイの電磁波を気にする人はまだごく一部なので、ケータイを販売している店員さんに話しても、今まで知っている方はいなかった。
ケータイの電磁波のことを気にしていなかった頃に買った機種のSAR値がずいぶん高く、当時、ケータイで長電話をすると頭が痛くなったり耳の辺りが熱くなったりしたけれど、SAR値の低いケータイに変えてからそういう症状が出なくなり、使い心地がずいぶんよくなった。子どもは電磁波の影響を特に受けやすいようなので、特に注意したほうがいいと思う。
それにしても、今回初めてケータイをなくしてしまい、気のゆるみを反省した。「小さな失敗で大きな失敗を防ぐか・・・」と相方に言うと、「ケータイなくすのって、小さな失敗なん?」とすかさずつっこまれた。
【関連記事】
簡単にできるスマホやケータイの電磁波対策。
by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)
普段、ケータイをほとんど使わず、朝に電源を入れて夜寝る前に電源を消すだけの日も多く、丸2日ケータイをチェックするのを忘れていた、というようなこともある。だから、ケータイがいつなくなったのかすらよくわからずに困ってしまった。家の中や庭や畑を探し、高松でレンタサイクルを借り、なくした頃に通った道を探しまわったけれど、見つからなかった。
AUショップに行くと、場合によってはケータイがどこにあるかだいたいの位置がわかるそうだけど、ぼくはインターネット接続サービスを外していたので調べられなかった。警察にも届けがなかった。警察にケータイが届いた場合、すぐにケータイ会社に連絡が行き、ケータイ会社から持ち主に連絡がいくシステムになっているらしい。
仕方なく、AUのケータイを買い換えた。機種選びで一番重視しているのは電磁波のレベル。
WHO(世界保健機関)に所属するがん研究の専門機関、国際がん研究機関(IARC)は、携帯電話の電磁波には「発がん性の可能性あり」という評価を下している(2011年5月)。がんの他に、脳腫瘍、白血病、発達障害、アルツハイマー、精子への影響、アレルギー、睡眠障害、頭痛などのリスクが疑われている。
ケータイやスマホの電磁波の値はSAR値(比吸収率:Specific Absorption Rate)と呼ばれ、各社のウェブサイトに掲載されているが、いずれも見づらいページでそれぞれの機種の値を一覧で比較できないので調べるのがかなり面倒。
au
https://www.au.kddi.com/mobile/product/sar-list/
NTT docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/product/sar/
SoftBank
https://www.softbank.jp/mobile/support/sar/
今まで使っていたAUのK011という機種は、0.212w/kgだった。機種代が実質タダになるケータイ(折りたたみのやつ。ガラケーという呼び名な好きではない)は、GRATINA 4GとかんたんケータイのKYF32で、SAR値はそれぞれ0.385w/kgと0.259w/kg。紛失したとはいえ、買い換えて今までよりも電磁波レベルが高くなるのはイヤだったので、機種代はかかるけれど、SAR値が以前のケータイよりもわずかに低く(頭部で0.211w/kg)、水や落下に強いTORQUE X01という機種を選んだ。
au KYF33 TORQUE(トルク) X01
ちなみに、AUの機種をざっと調べたところ、SamsungのGALAXY S5 SCL23という機種のSAR値が際だって低かった(0.047w/kg)。Samsungは韓国のメーカーで、韓国では2014年8月から世界で初めて、すべての携帯電話に「電磁波等級」の表示を義務付ける規制を導入している。ちなみに、SAR値が0.8W/kg未満の場合は1等級、0.8~1.6W/kgだと2等級に分類され、製品本体や梱包箱、取扱説明書の表紙、携帯電話内のメニューなどのいずれかかに、電磁波等級やSAR値を表示しなければならない決まりになっているらしい。
日本ではケータイの電磁波を気にする人はまだごく一部なので、ケータイを販売している店員さんに話しても、今まで知っている方はいなかった。
ケータイの電磁波のことを気にしていなかった頃に買った機種のSAR値がずいぶん高く、当時、ケータイで長電話をすると頭が痛くなったり耳の辺りが熱くなったりしたけれど、SAR値の低いケータイに変えてからそういう症状が出なくなり、使い心地がずいぶんよくなった。子どもは電磁波の影響を特に受けやすいようなので、特に注意したほうがいいと思う。
それにしても、今回初めてケータイをなくしてしまい、気のゆるみを反省した。「小さな失敗で大きな失敗を防ぐか・・・」と相方に言うと、「ケータイなくすのって、小さな失敗なん?」とすかさずつっこまれた。
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簡単にできるスマホやケータイの電磁波対策。
by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)