相手と面と向かっているときには思い浮かばないが、あとになって聞きたいことを思いついて、「きいておけばよかった」と思うことがある。
先日も、「(誰々さん)・・・なんかなぁ?」と相方に言って、「本人に聞いたら仲良くなれるのに」とつっこまれた。
面と向かうとどうも遠慮が働いて、ききたい質問自体、浮かんでこなくなることがある。
相手と一緒にいないときに、その人に聞いてみたいことが思い浮かんだときは、ノートにメモしておくことがある(そうしないとすぐに忘れてしまうので・・・)。
誰かと会える回数や時間は限られている。たまたま浮かんだ質問に限らず、会う予定のある人や、会いたい人のことを思い浮かべながら、聞いてみたいこと、一緒に話したいこと、伝えておきたいことなどを100個くらい書き出しておくといいかもしれないと思い付いた。
会ったときに100個の質問に答えるまで離れない、というのでは、次から会ってもらえなくなりそうだけど、それだけ用意しておけば、並々ならぬ情熱が相手に伝わるのではないかと思う(100個は難しくても、30個くらいならすぐに書き出せるかも?)。
相手を目の前にすると、聞こうか聞くまいか、言おうか言うまいか、躊躇して結局やめておくことになりがちだけど、どうするか予めよく考えて決めておけば迷わずに済みそう。
聞きたいことを予め用意しておくと、ヘタをすると「インタビュー」みたいになってしまいそうだけど、そうなると相手は詮索されているように感じるかもしれない。相手が話したいこと、聞かれても嫌ではないことを質問する配慮も必要だろう(ジャーナリストなどの場合、相手が嫌がることも訊く必要があるけれど)。
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by 硲 允(about me)
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