高松の「本屋ルヌガンガ」さんで、製本ワークショップを行いました。
数年前から下の写真のような手製本をつくっていますが、今回つくったのは、これと同じつくりの和綴じノート。
最初に表紙と角裂(かどぎれ;本の背の角を包む紙)の和紙を選んでいただき、本文の紙を一枚ずつ折っていきます。表紙と裏表紙に異なる色の和紙を選ぶ方がいて、ぼくにはなかった発想でした。ワークショップを行うとそういう学びがあります。
近所の竹藪から切り出した竹で手づくりした「かけべら」を使って、表紙を本文に折り込んで貼り合わせ、糸を通す場所に穴をあけて糸綴じして完成。綴じ糸には草木染めの絹糸を使用しており、オリーブやよもぎ染めなどの糸から選んでいただきました。
ご参加いただいた皆様の完成作品はこちら。
ほとんどの方が和綴じ本をつくるのは初めてだったようですが、初回とは思えないほどびしっと仕上がりました。楽しんでいただけたようでよかったです。
自分の手で、自分のセンスで、何かものを一つ作り上げると、じんわりとした喜びが感じられるものです。普段の生活がいそがしいとなかなか取り掛かれないものですが、ワークショップでつくるとなると、その時間はそのことに一心に集中できる、というよさがあるように思います。
これからも時々開催していきたいと思っており、開催予定が決まったらこのブログでもお知らせします。
製本を本で学ぶ場合、こちらがおすすめです。
美篶堂とつくる はじめての手製本
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by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)
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近所の竹藪から切り出した竹で手づくりした「かけべら」を使って、表紙を本文に折り込んで貼り合わせ、糸を通す場所に穴をあけて糸綴じして完成。綴じ糸には草木染めの絹糸を使用しており、オリーブやよもぎ染めなどの糸から選んでいただきました。
ご参加いただいた皆様の完成作品はこちら。
ほとんどの方が和綴じ本をつくるのは初めてだったようですが、初回とは思えないほどびしっと仕上がりました。楽しんでいただけたようでよかったです。
自分の手で、自分のセンスで、何かものを一つ作り上げると、じんわりとした喜びが感じられるものです。普段の生活がいそがしいとなかなか取り掛かれないものですが、ワークショップでつくるとなると、その時間はそのことに一心に集中できる、というよさがあるように思います。
これからも時々開催していきたいと思っており、開催予定が決まったらこのブログでもお知らせします。
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