竹で熊手をつくる。時間はかかるけれど頑丈な仕上がりに


近所の公民館(綾川町立西分公民館)で開催されている竹細工教室に通っていて、先日、竹の熊手をつくってきた。講師は、三木町の日本杉ほがらか会の篠原正夫氏。

割った竹を、上の写真のような電動かんなにかけて長さや厚さを調整(これが手の部分になる)。

落ち葉をかく先の部分をどうやって曲げるかというと、炭であぶって竹を柔らかくする。


あぶり過ぎると焦げるし、火が弱すぎると竹の水分が飛んでしまって曲げると折れてしまうので、火加減がなかなか難しい。炭を十分におこして、竹を炭に近づけて一気にあぶる。竹の表面に油がにじみ出て来てつやっとしたら曲げ時。


専用の道具で曲げて、水でぬらした雑巾で冷やす。


そのまま放置しておくと曲がりが元に戻ってしまうので、針金で留めておく。


手の開きを均一にするために、専用の道具を使ったけれど、無くてもできないことはなさそう。横棒二本で固定する。


下のほうに付ける横棒がくる位置に掘り込みを入れ、落ち葉をかいているときに動かないように固定する。


みんなでつくった熊手たち。ホームセンターなどで販売されている安物の熊手よりもずいぶん丈夫そうに仕上がった。熊手がどうやって出来ているかなんて考えたこともなかったが、一度作ってみると、お店で売っている熊手を見るときの見方が違ってくる。

竹を伐り出すところから一人で熊手を一本つくろうと思ったら、丸二日はかかりそう。自分で使う分としてたまにつくるのは面白いが、熊手をつくって生計を立てていくのは今の時代、難しいだろうなぁと考えた。そもそも、熊手が必要になるような庭のある家で暮らしている人が限られている。

詳しい作り方については、昨年取材させてもらったときにまとめた資料が、香川県の「みどりの学校」のウェブサイトに掲載されている

家に新しい熊手が二本やって来たけれど、使うのがもったいなくて家の中に立てかけてある。

同じく日本杉ほがらか会の篠原氏に教わって、竹のほうきもつくった。それについてはこちら↓

竹細工教室で「竹ぼうき」をつくる。詳しい作り方も



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