友人宅で伐採を手伝い、その後、うちまで運んでもらったナンキンハゼ。庭で大事にされていたが、庭に居続けるには大きくなり過ぎていた。上のほうの枝から順に切っていき、最後は背丈くらいの大きさになった。ナンキンハゼはそれくらいまで伐ってもまだ生きている。新芽を出し、若い枝を空に向かって伸ばしていた。太く育っていた幹。薪にしてただ燃やしてしまうのはもったいないような気がしていた。
最近、森の活動のときに、間伐したヒノキの丸太でベンチをつくった。
庭で使うイスが不足しているし、ナンキンハゼでこれをつくろうと思い付いた。
チェーンソーで丸太を縦に挽く。
チェーンソーは本来、こういう使い方をするための道具ではないので、けっこう負担がかかるようで、森でベンチをいくつもつくった後、エンジンが疲れ果ててなかなか起動しなかった(やりすぎに注意!)。
ベンチの台は、元々の木の形を活かして、ところどころなるべく水平にカットして物を置けるようにした(テーブル代わりになる)。台は、座る丸太を乗せる部分に▽型の切り込みを入れている。置く場所を調整すると、それほどぐらつかなくなる。
普段、丸太を立てただけの椅子やキャンプ用の折りたたみイスを使っているが、一つだけ王様椅子のような大きなのができた。お客さん用にしよう。
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