徳島県神山町の道の駅「温泉の里 神山」で、わさびの葉っぱ(花も咲いている)が販売されているのを見つけて、買ってみました。「花わさび」と呼ばれるそうです。
神山町三ツ木の清流で育った天然のものらしいです。わさびが育っているところは見たことがありません。
昔から、わさび=あのチューブに入ったやつ、だとしか思っていませんでしたが、こんな可憐な白い花を咲かせるとは。
そういえば、東京で暮らしていた頃、国立だったかな、入るのにだいぶ緊張する本格的な蕎麦屋さんで、わさびを自分でおろして食べたことがありました。あの爽やかな風味を初めて味わったときは感動ものでした。
普通、お寿司やお刺身などに使うわさびは、地下茎をすりおろしたものらしい。チューブのわさびにはわさび以外にもいろいろ入ってますが(砂糖まで!)。
葉っぱや花まで食べられるとは知りませんでしたが、道の駅で見つけたわさびの説明書きによると、てんぷらやおひたしなどにするという。
まずは生で葉っぱをかじってみると、なかなかの辛さでした。おひたしで食べられるのだろうか…という感じでしたが、試してみました。
アク抜きとかしないでもいいんかなぁと不安になりながらも、ただお湯で茹でるのみ。
ちなみに「おひたし」というと、本来は出汁に「浸して」おく料理をいうそうですが、茹でて醤油をかけるだけの簡易的なおひたしに。
醤油をかけると辛味が緩和されて、パクパクと食べられる感じになりました。今まで味わったことのない不思議な甘いような風味も漂います。
あとからインターネットで調べてみて知りましたが、醤油漬けにしても美味しいそうです。
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by 硲 允(about me)