塩江(高松市)ぶらぶら。「さぬき温泉」に入り、「不動の滝」へ


塩江(香川県高松市)のお寺でイベントの準備を終えた後、友人の車に乗せてもらって「さぬき温泉」に初めて行った。


宿泊施設だが、入浴だけも可能(入浴料は500円)。温泉の営業時間は朝9時から夜の9時まで(20:30受付終了)。

平日だったのもあるのか、温泉のお客さんはぼくらの他に4人くらいしか見かけなかった。心置きなくゆっくりできる。

この温泉ができたのは昭和55年。だいぶ年季が入ってきてるなぁと思ったら、「(2017年)12/4(月)〜12/21日(木)の間、大浴場改修工事の為、休業させて頂くこととなりました」とウェブサイトに書かれていた。

入浴客が少なくて経営が心配になったけれど、改修工事ができるくらいだから、観光シーズンには宿が賑わうのかもしれない。インターネットで調べてみると、宿はログハウス風でいい感じだった。お客が少ないときは、露天風呂を貸し切りにしてくれることもあるらしい。

家のお風呂ではいつもシャワーを浴びるだけなので、久しぶりにお湯に浸かって温まった。ややとろっとした、クセのないお湯だった。

その後、 そこから車で20分くらいの場所にある同じく塩江の「不動の滝」を目指した。


十数台は車を停められる駐車場が用意されていて、かつては観光客が次々に訪れたのかもしれない。この近所には別荘らしき三角屋根の建物がいくつも並んでいて、そのうちの一つの大きな建物は、お年寄りが集う福祉施設になっていた。


 駐車場から滝まで続く小道。

 

最初に見たとき、ちょっとした恐怖を感じるくらい、予想以上に勢いのある滝だった。

 

 何段にもなった岩を跳ねるようにして飛沫を上げる。


「学術的価値がある」というのはよく見るが、「学習的価値がある」というのはちょっと面白かった。

弘法大使(空海)がこの滝で修行していたときに、突然不動明王が現れたという言い伝えから「不動の滝」という名前が付いたらしい。

幼稚園でもらってきた柿が2つ、リュックに入っているのを思い出し、友人と一つずつ齧りながら滝をしばらく眺めたあと、帰路に就いた。


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by 硲 允(about me)
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