梅醤番茶のアレンジ、梅醤藍茶や梅醤びわ茶をつくる。


冬の梅醤づくり。自家製の梅干しをすり鉢で練り、生姜の絞り汁と醤油を加えます。


瓶に入れて常温で保存でき、飲みたいときにお茶に入れるだけでさっと飲めるのがうれしいです。


食養の世界では「梅醤番茶」というのが有名で、じっくり寝かせてつくった「三年番茶」を使うと特に効能が高くなると言われているようですが、三年番茶でも微量なカフェインが含まれているようで、日常的にカフェインを摂るのは控えたいので、他のお茶を検討…

うちの畑で育った藍の茎を焙じた藍茶で「梅醤藍茶」にしてみたところ、見事に融合し、ほうじ茶の梅醤番茶とよく似た味に仕上がりました。

ビワの葉茶でつくってみたところ、これも美味しくできました。




梅醤番茶は番茶じゃないとダメなような気がしていましたが、案外、いろんなお茶と合いそうです。

カフェインが気にならなければ、定番の三年番茶もいいと思います。



オーサワの三年番茶は3種類あって、この赤いラベルのものが最も陽性で、梅醤番茶で手当をおこなう際にはこれがいいとのこと。

梅醤は家で漬けた梅干しで自分で手づくりするのが一番効きそうな気がしますが、もともとできた製品も販売されています。

とはいえ、梅も醤油も生姜も無農薬、というのはなかなか見当たらないですね…



ムソーの有機梅醤陽寿は、いずれも有機栽培の梅と醤油を使用。生姜は、自分で絞り汁をつくって加えるか、生姜パウダーを振ればもっと簡単ですが、「そんなのは梅醤番茶ではない!」と食養に厳格な方にはツッコまれそうではあります。




絞ったあとの生姜は、蜂蜜漬けに。家でつくるといろいろ副産物が生まれるのもうれしいところです。

梅醤番茶というと、東京で暮らしていた頃、吉祥寺のオーガニック食堂「monk's foods(モンクスフーズ)」で時々いただいたのを思い出します。しょっちゅう通ってたのに、もう何年も行けてないなぁ…。食は思い出と共にあるものだと、梅醤藍茶を飲みながら思いました。


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by 硲 允(about me)