生ゴミコンポストのその後


前に、生ゴミ用のコンポストボックスをつくった話を書きました。

その後、大活躍。もう少しで1年経つ頃、3箱分、中身がいっぱいになりました。

1つの箱が一杯になったら、隣の箱に移し替える予定だったのですが、なんだかんで、結局切り返しをしないまま…

台所の生ゴミ(普段、動物性食品は食べないので、ほぼ野菜クズ)を入れて、その上から落ち葉や落ち葉が分解した腐葉土をかけていきました(生ゴミが隠れる程度に)。ボックスを設置している場所の近くにアラカシの大きめの木が育っていて、その木の落ち葉や根本の腐葉土を使わせてもらいました。

どうなっているか、こわごわ切り返してみたところ、最初の頃に生ゴミを入れていたボックスは、ほぼ土になっていました!


落花生の殻など、土に還りにくいものはまだ姿が残っていますが、切り返しをしなかったのに、思った以上の分解スピードでびっくり! まだ完熟堆肥にはなってなさそうで、ダンゴ虫の大きいような虫なども少しいましたが、虫は思ったより少なくなっていました(分解途中はたくさんいましたが!)。


これは、次に生ゴミを入れたボックス。こっちも見た目はほぼ土になっていました。

しっかり熟成させてから使いたいので、畑で使えるのは今年の秋くらいかなぁ。


竹でつくった屋根も分解が進んでいました(!)。完全防水にする必要はないので、これで、竹の屋根で充分事足りました。


豆乳パックでつくった蓋のほうが耐久性が高かったようです。

切り返す際、ボックスがもっと大きいほうがいいと感じました。それに、箱を組み立てたビスが外れて一部、崩壊してきているので、もっと厚い板で、大きめのビスを使ったほうがいいこともわかりました。一回つくって使ってみると、いろいろ改善点が見えてきます。次の生ゴミを入れるスペースがもうなくなってしまったので、また新たにつくらないと…!

生ゴミコンポストは面白いです。微生物や虫たちの力はすごい! 菌との付き合いは、パンづくりにも似ているなぁと思いました。よく観察して、こまめにお世話していれば(今回はほったらかしだったのですが…)、どうすればいいかは自ずとわかってくるものだろうと思います。


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by 硲 允(about me)