甘酒ですき焼きをつくる。砂糖不使用で懐かしの味


すき焼きを食べたのはいつぶりだろう…。

普通、すき焼きには砂糖を入れますが、ぼくは砂糖が食べられないのでしばらくご無沙汰していましたが、砂糖の代わりに甘酒でつくりました。

『寺田本家 発酵カフェの甘酒・塩麹・酒粕ベストレシピ』(寺田聡美 著)という本に、「野菜とお麩のすき焼き」というレシピが載っていて、砂糖ではなく甘酒をつかったつくり方が紹介されていて、参考にさせていただきました。




白菜に長ねぎに春菊に…こうした野菜のラインナップを見ると、まさに今の季節、畑で育つ野菜たち。自分で野菜を育てるまで、野菜の旬がまったくわかっていませんでしたが、自分でやってみると、そういう感覚がついてきて面白いです。すき焼きはこの季節に生まれた料理なのだろうと思います。

甘酒でつくると、甘酒の風味がもっとするのかなぁと思っていましたが、それほど甘酒の風味が主張しすぎず、まさにすき焼きになりました!

お肉を入れなくても、充分すき焼きです。砂糖たっぷり、お肉中心のすき焼きは、途中で「しつこく」感じることがありますが、甘酒の野菜すき焼きは、あっさりなので、残った汁まで全部飲み干せます。一晩寝かせると味が熟してさらに満足感アップ。

美味しかったので、何回かリピート。買い置きしてあったお麩があったので、最初はお麩入りでつくりましたが、次は豆腐だけでも充分すき焼きでした。さつまいもを入れても美味しかったです。

一般的な春雨は、煮込み過ぎるとだいぶ溶けてしまいましたが、緑豆春雨はなかなか溶けないという発見もありました。



この春雨は、中国の山東省龍口で無農薬で栽培された緑豆を100%使用し、漂白剤や添加物は一切不使用。コシがあって、歯ごたえがよく、これもお勧めです。


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by 硲 允(about me)