うちには冷蔵庫がなく、砂糖も食べられないので普段アイスクリームを食べることはありませんが、和歌山に帰省しているときに甘酒でアイスクリームをつくってみました。
よく参考にさせていただいているレシピ本『菜菜ごはん』(カノウユミコ 著)に習いました。
材料は、里いも、白味噌、ゆずの皮、甘酒。
里芋の三分の二が浸かるくらいのお湯で蒸し煮し(本では「蒸す」と書かれています)、手で皮を剥いてすりこぎでつぶしました(本ではすべての材料をミキサーかフードプロセッサーにかけると書かれています)。
白味噌を加えてすりこぎで混ぜ合わせ、それから甘酒と千切りにしたゆずの皮、塩少々を入れて混ぜました。
レシピでは使われていませんが、少し味が濃すぎる感じがしたので(どんな味噌を使うかによってだいぶ味が違ってくると思います)、豆乳も加えて味を調整しました。
味見してみると、たしかにアイスクリームっぽい! 白味噌がちょっとバニラっぽい風味と甘みを出してくれています。
野田琺瑯のタッパーに入れて、冷凍庫で固めます。
一昼夜冷凍庫に入れてキンキンに冷やすと、木のスプーンが折れそうなくらいに固くなりました。本では、固まったら再びミキサーかフードプロセッサーにかけてまた冷凍すると書かれていますが、常温の場所に1時間ほど置いておくと端のほうから溶けてきて、スプーンでかき混ぜられるくらいになったので、スプーンでかき混ぜてから冷蔵庫で2時間ほど冷やすと、ほどよい固さになりました。
これで完成。
里芋の粘り気が効いて、スプーンですくうとちょっとのびてトルコアイスのような感じ(もっと冷やし固めるとそこまでのびないと思います
。以前、スイカと甘酒でアイスクリームをつくったときはシャーベットっぽくなったのですが、里芋を入れるとアイスっぽく仕上がり、なるほどー、という感じです。里芋の風味は、アイスクリームであることを否定するほど野菜っぽさを主張せず、見事に溶け込んでいます。ゆずの風味も、里芋と白味噌にマッチしています。
砂糖や乳製品を控えているけどアイスクリームが食べたい!となったときによさそうな一品。材料を言わずに食べてもらって材料を当ててもらったら面白そう(里芋が入っていることがわかる人は少ないのでは)。
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by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)
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材料は、里いも、白味噌、ゆずの皮、甘酒。
里芋の三分の二が浸かるくらいのお湯で蒸し煮し(本では「蒸す」と書かれています)、手で皮を剥いてすりこぎでつぶしました(本ではすべての材料をミキサーかフードプロセッサーにかけると書かれています)。
白味噌を加えてすりこぎで混ぜ合わせ、それから甘酒と千切りにしたゆずの皮、塩少々を入れて混ぜました。
レシピでは使われていませんが、少し味が濃すぎる感じがしたので(どんな味噌を使うかによってだいぶ味が違ってくると思います)、豆乳も加えて味を調整しました。
味見してみると、たしかにアイスクリームっぽい! 白味噌がちょっとバニラっぽい風味と甘みを出してくれています。
野田琺瑯のタッパーに入れて、冷凍庫で固めます。
一昼夜冷凍庫に入れてキンキンに冷やすと、木のスプーンが折れそうなくらいに固くなりました。本では、固まったら再びミキサーかフードプロセッサーにかけてまた冷凍すると書かれていますが、常温の場所に1時間ほど置いておくと端のほうから溶けてきて、スプーンでかき混ぜられるくらいになったので、スプーンでかき混ぜてから冷蔵庫で2時間ほど冷やすと、ほどよい固さになりました。
これで完成。
里芋の粘り気が効いて、スプーンですくうとちょっとのびてトルコアイスのような感じ(もっと冷やし固めるとそこまでのびないと思います
。以前、スイカと甘酒でアイスクリームをつくったときはシャーベットっぽくなったのですが、里芋を入れるとアイスっぽく仕上がり、なるほどー、という感じです。里芋の風味は、アイスクリームであることを否定するほど野菜っぽさを主張せず、見事に溶け込んでいます。ゆずの風味も、里芋と白味噌にマッチしています。
砂糖や乳製品を控えているけどアイスクリームが食べたい!となったときによさそうな一品。材料を言わずに食べてもらって材料を当ててもらったら面白そう(里芋が入っていることがわかる人は少ないのでは)。
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