普段、お茶はやかんで沸かし、茶葉が気になるときは竹の茶こしを使うのでお茶パックの出番はありませんが、茶葉を小分けにして誰かに渡したいときは、お茶パックが便利です。
全家協 お茶パック ホワイト 9.5×7cm プロリーブ コットン生まれのお茶パック 日本製 60枚入 4個セット
ところが、素材の安心できるお茶パックというのはなかなか見つかりません。たいてい、ポリプロピレンやポリエスチルなどの石油由来の素材が使われていて(一見自然素材っぽく謳っていても、原材料のラベルを見るとこういう素材がミックスされていることがよくあります)、高温で沸かしたときに溶け出すのではないかと心配になります。
インターネットで探してみても、自然素材のものは見つからず、これだけマイクロプラスチックの有害性がいわれるようになった今でもお茶パックは遅れたままです。
以前、セリア(Seria)という100均に綿100%のお茶パックがあったのに、いつの間にかなくなっていて、大量に買っておけばよかったー、、、と思っていたら、いつの間にか復活していました!
素材はコットン100%。メーカーは愛媛県四国中央市の協和紙工株式会社です。サイズは約9.5cm ✕ 7.0cmで35枚入。
またなくなったら困るので100個くらい買っておこうかと半分冗談で思ったのですが、お茶パックで1万円はきついので十数個買っておきました。
その後、改めてネットで検索してみると、Amazonでもコットン100%のお茶パックが見つかりました!
全家協 お茶パック ホワイト 9.5×7cm プロリーブ コットン生まれのお茶パック 日本製 60枚入 4個セット
セリアの商品には、漂白については何も書かれていませんが、こちらの全家協の商品は無漂白とのこと。値段は1枚あたりにすると100均よりも安いです。
お茶パックの素材まで気にしていたら面倒で仕方ない…と思われる方が大半だと思いますが、後々の自分や周りの人の健康を考えれば、ちょっとした面倒はしれているように思います。人間はプラスチックを摂取しても排出できるとも言われていますが、いろんな化学物質が一緒になっている可能性のあるプラスチックを日々、少しずつだとはいえ身体に入れることで長期的にどんな影響が出てくるかわかりません。化学物質過敏症の方も増えているようですし、なるべく化学物質を摂取しない暮らしを心がけて損はないはず。
オーガニックコットンのお茶パックは無いのかなぁ…と思って調べてみると、使い捨てではありませんが、すべてオーガニックコットンでできたティーバッグもありました(→ちびトコ通販)。「試作を繰り返し、繰り返し、3、4年の月日をかけて、やっとこのカタチにたどり着きました」とのこと。たかがお茶パック、されどお茶パック。飲めればなんでもいいや、の対極にあるようなレアなお茶パックですね。
うちでは相方がオーガニックコットンのさらしでつくってくれたお茶パックを使っています(縫い糸までオーガニックコットン)。
オーガニックコットンにしろ、オーガニック食品にしろ、「オーガニック」というと贅沢品で利己的なものだというイメージを持っている方も一定数いると思うのですが、日常的にオーガニックのものを選んでいると、健康になって病院やクスリ代がほとんどかからなくなり、安物買いの銭失いも卒業して結局は節約になり、自分が健康で元気になるだけでなく、畑や川や海や大気を汚さず自然界に住むいろんな生きものへの悪影響も減らせるし、生産者も有害なものにさらされることが減り、自分を大事にできると同時に他人や他の生きものを大事にすることにもなり、自分の健康以外にも、うれしいことの連鎖につながっているように思います。
そんなこと言って、みんながオーガニックのものを選んだら、そうでないものをつくっている生産者やメーカーはどうなってしまうんだ!と心配(怒り)の声も聞こえてきそうですが、物事はそんなに一気には変わらないし、買うほうも売るほうもちょっとずつ変わっていけば、みんなハッピーな方向に進んでいくのではないかと思います。ちょっと古いデータですが、農林水産省が2007年に発表したアンケート調査によれば、調査対象となった農家の49.4%が「条件がととのえば有機農業にしたい」と答えていて、半数近くにも上る回答をはじめて見たときは驚きました(今はもっと増えていると思います)。「買い物は投票」と言われることがあるように、買うときに何を選ぶかという一人ひとりの小さな選択が合わさることで、一人ひとりの影響は何億分の1だとしても、全体で見ればそれが社会に大きな影響を与えているものでしょう。そう考えると、たかがお茶パック、されどお茶パック。小さな一票を大事にしたいものです。
【関連記事】
by 硲 允(about me)
twitter (@HazamaMakoto)
instagram(@makoto.hazama)
お茶パックの素材まで気にしていたら面倒で仕方ない…と思われる方が大半だと思いますが、後々の自分や周りの人の健康を考えれば、ちょっとした面倒はしれているように思います。人間はプラスチックを摂取しても排出できるとも言われていますが、いろんな化学物質が一緒になっている可能性のあるプラスチックを日々、少しずつだとはいえ身体に入れることで長期的にどんな影響が出てくるかわかりません。化学物質過敏症の方も増えているようですし、なるべく化学物質を摂取しない暮らしを心がけて損はないはず。
オーガニックコットンのお茶パックは無いのかなぁ…と思って調べてみると、使い捨てではありませんが、すべてオーガニックコットンでできたティーバッグもありました(→ちびトコ通販)。「試作を繰り返し、繰り返し、3、4年の月日をかけて、やっとこのカタチにたどり着きました」とのこと。たかがお茶パック、されどお茶パック。飲めればなんでもいいや、の対極にあるようなレアなお茶パックですね。
うちでは相方がオーガニックコットンのさらしでつくってくれたお茶パックを使っています(縫い糸までオーガニックコットン)。
オーガニックコットンにしろ、オーガニック食品にしろ、「オーガニック」というと贅沢品で利己的なものだというイメージを持っている方も一定数いると思うのですが、日常的にオーガニックのものを選んでいると、健康になって病院やクスリ代がほとんどかからなくなり、安物買いの銭失いも卒業して結局は節約になり、自分が健康で元気になるだけでなく、畑や川や海や大気を汚さず自然界に住むいろんな生きものへの悪影響も減らせるし、生産者も有害なものにさらされることが減り、自分を大事にできると同時に他人や他の生きものを大事にすることにもなり、自分の健康以外にも、うれしいことの連鎖につながっているように思います。
そんなこと言って、みんながオーガニックのものを選んだら、そうでないものをつくっている生産者やメーカーはどうなってしまうんだ!と心配(怒り)の声も聞こえてきそうですが、物事はそんなに一気には変わらないし、買うほうも売るほうもちょっとずつ変わっていけば、みんなハッピーな方向に進んでいくのではないかと思います。ちょっと古いデータですが、農林水産省が2007年に発表したアンケート調査によれば、調査対象となった農家の49.4%が「条件がととのえば有機農業にしたい」と答えていて、半数近くにも上る回答をはじめて見たときは驚きました(今はもっと増えていると思います)。「買い物は投票」と言われることがあるように、買うときに何を選ぶかという一人ひとりの小さな選択が合わさることで、一人ひとりの影響は何億分の1だとしても、全体で見ればそれが社会に大きな影響を与えているものでしょう。そう考えると、たかがお茶パック、されどお茶パック。小さな一票を大事にしたいものです。
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