なるべくなら、まちの本屋さんで本を買いたいと思っているけれど、amazonで買うこともある。
昨日もアマゾンで注文した。3冊買おうとして、そのうち2冊がやけに値段が高く、迷って結局、そのうちの普通の値段の1冊と高い本1冊を注文した。値段が高いといってもそんなもんか、と思ってたんだけど、相方が注文後に定価を確認したところ、高いと思った2冊は定価よりも高い値段になっていて、そのうち1冊は定価の2倍の値段だった!
あったかい離れに移動したあとで腰が重かったんだけど、急いで寒い母屋に戻って注文をキャンセルした。販売元はアマゾンではなく、個人で経営されてそうな事業者だった。販売元がアマゾンの場合、おそらく新品の本は基本的に定価だと思うけれど、販売元はアマゾン以外にも出店しているいろんな事業者があり、新品の本だからといって定価とは限らない。油断していた…! 今までも定価だと思って高い値段で買った本があるかもしれない…。油断して定価だと思い込んで高い本を注文する方がぼく以外にもいるかもしれないと思ってブログに書いておくことにした。
ぼくはスマホを使っておらず、インターネットはパソコンからしかアクセスしないので、パソコンのブラウザで定価を調べるのはそれほど手間ではないけれど、スマホだとちょっと面倒そうなので余計に調べずに買ってしまいそうだ。
インターネットを使い慣れていない方は、アマゾンでアマゾンではない事業者が販売していることすら理解せずに購入している場合も多いのではないかと想像した。アマゾンで買ったあと、本に書かれた本体価格を見て、値段の違いに気づいて苦情の電話をする人もいるだろう。
「アマゾンで2,800円で買ったのに、本見たら1,400円って書いてるやないか~どうなってるんや!」
「お客様、アマゾンで販売されている本が常に定価だとは限らないのです。そちらの本を販売されているのは○○事業者様で…」
「人のせいにするな!アマゾンで買ったんやから、どっちにしてもあんたとこが販売してるんやろが!」
そんな空想の会話が繰り広げられた。そんなお客さんから電話が来たら、アマゾンはどう対応しているのだろうか。
アマゾンで販売されている中古の本にしても、新品の在庫があるにも関わらず、定価の何倍もの値段をつけている販売者をよく見かける。どうなってるんだろうかといつも不思議に思うんだけど、時々間違って買う人がいるだろうから、そういうのを狙っているのではないだろうかと思った。それともいずれレア本になるのを待って、最初から高い値段をつけているのだろうか…(邪推?)。
レア本でもなく、普通にそこらの書店で販売されている本を、何の注釈もつけずに定価以上の価格で販売するのは、それを知らずに購入する人を意図的に狙っているようで、ルール上は問題ないにしても気持ちのうえでは詐欺に近いように感じる。
アマゾンに限らず、ネットで現物を見ずに買い物をするときは特に要注意!
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by 硲 允(about me)
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