「はこべ塩」というのが前から気になっていました。その名の通り、野草のはこべと塩でつくられ、歯磨き粉として使えて歯や歯茎にいいそうです。
歯の調子がわるいときに、相方が畑ではこべを摘んでつくってくれて、使ってみたところ、歯茎に調子が明らかによくなってびっくり! 後日、自分でもつくってみました。
庭で約100グラムのはこべを摘みました。まだ小さいのが多く、たくさんは生えていないので、集めるのにちょっと時間がかかりました。
これをミキサーに入れ、水を加え(ミキサーで回せるくらいまで)、ガーッと。
ハコベの薬草っぽい香りが漂い、いかにも効きそうな感じです。
これをさらしで濾します。
けっこう楽しい作業です。
濃厚な液体ができました。
大さじ3杯の塩を加え、火にかけて、水分を飛ばします。
ストーブの上で、ときどきかき混ぜながら数十分…
完成です! 瓶に入れて使っています。使用時は、歯ブラシにほんの少しつけて磨きます。たくさん付けたほうがよく効きそうだと思い、歯ブラシにたくさん乗せて磨いたところ、塩分が強すぎて口の中がただれてしまったことがあり、要注意です!(3日くらい、熱い飲み物がしみました…)。
ハコベ塩をつけて歯磨きすると、歯茎の色がよくなり、歯の表面もつるつるになります。つるつる効果は、一般的な歯磨き粉以上ではないかと思います。あちこちに生えてくれているハコベと、塩だけでこんなにいい歯磨き粉がつくれるとは…! 面倒くさがって今までなかなかつくってみませんでしたが、これを知ると、市販の歯磨き粉には戻れません。
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by 硲 允(about me)