東京で暮らしていた頃に買ったパタゴニアのダウンジャケット。当時はリュックを背負って電車移動、ということが多く、ダウンの背中がリュックで擦れて破れてしまっていた。そのまましばらく眠らせたままにしてしまっていたが、ようやくパタゴニアに修理を依頼。
正規取扱店でも修理を受け付けてくれるとパタゴニアにウェブサイトに書かれていたので、最初、県内の正規取扱店に持ち込んだ。取扱店が修理品の発送などをお店の製品の発送のついでに行ってくれるのだろうと思ったけれど、取扱店を通す分の手数料がかかるらしく、パタゴニアに直接送ったほうがよさそうだと、親切に教えてくれて、結局そのようにした。お店の店員さんも、パタゴニアの担当者に問い合わせてくれた後にそのような事情だとわかったようで、正規取扱店に修理を持ち込む客は少ないようだ。手数料の有無や金額の設定は、取扱店ごとに異なるのか、一定のルールがあるのか、よくわからないが、手数料がかかるならパタゴニアのウェブサイトでよくわかるところにそう書いておいてくれれば、もっとすんなりと判断できで助かるユーザーが増えるだろうと思う。
修理してくれて戻ってきたダウンジャケット。アップにしないとよくわからないくらい、きれいに補修してくれている。
あて布の色味がもともとの生地と少し違っているが、それはそれで味がある。
改めてパタゴニアのウェブサイトを見てみると、現在、修理サービスが混雑していて、通常よりも時間がかかるらしく、混雑時期を避けた時期に依頼すれば割引を受けられるようになっている。
受付期間: 2021年6月1日~2021年8月31日割引金額: 修理料金合計から40%OFF(パタゴニアアカウントの利用でさらに20%OFF)
年末は整理や片付けをする人が増え、衣類もしかりで、修理を依頼する人が増えるのだろう。それにしても、儲けを考えるとそんなに割引して大丈夫だろうか、という感じだけど、自社製品を長く愛用してもらいたいという思いが感じられる。
安物買いの銭失い、というけれど、すぐに飽きてしまったり、ちょっと傷んだらすぐに捨てて新しいものを買いたくなるようなモノを選ばず、修理しながら長く愛用できるモノを選んでいきたい。
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by 硲 允(about me)