国友農園の「りぐり茶」を3回煎じ、茶葉まで食べる。ご飯のお供にクセになる味


最近、朝は緑茶かハーブティ。

前に高知で買って、棚にしまったまま忘れていた「りぐり山茶(御大師様の大福茶)」 をここ数日飲んでいる。


山間部で無農薬で栽培されているお茶(山茶)を釜炒りで仕上げているとのことで、蒸して仕上げる一般的な煎茶とはまた違った味わい。中国茶にちょっと近い感じ。

茶葉も中国茶に似ている。


中国茶も何煎も飲めるが、りぐり茶も、3煎まで美味しく飲めた。1煎目は香りが際立ち、2煎目は甘みがよく出る。

茶葉も美味しく食べられるとのことで、3回煎じた茶葉を鋳物のフライパンで煎って、醤油と塩で味付けしてみた。


ほのかな苦みがクセになる。ご飯のお供にぴったり。茶葉ごとお茶漬けにして丸ごと食べるのもありらしい。

ある人から、お遍路をしながらあちこちでお米をもらい、キャンプしてご飯を炊いて食べている話を聞いたのを思い出した。飲みものに「りぐり茶」の茶葉を持っていけば、お茶を淹れて、煮出した後の茶葉を味付けしてご飯を食べれば、それで結構満足できると思った。

うちでいただいている「御大師様の大福茶」を販売している国友農園では、山の斜面に自然に生えた茶樹のお茶も販売している(「こだわりの山茶」シリーズ)。自然生えの山茶は、直根(ちょっこん)が地中深くまで伸び、土の養分岩のミネラルを吸い、自然の養分がたっぷりつまっているとのこと。こちらは年間収量が少なく希少性が高いため、「御大師様の大福茶」など「普段使いのお茶」シリーズよりも値段も比較的高価だが、風味の違いを試してみたい。

ちなみに、土佐弁で「りぐる」というのは「こだわる」という意味で、こだわって心を込めて作った山茶、ということで「りぐり山茶」というらしい。


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