ニンニクと玉ねぎをじっくり炒めてスープをつくったら、ラーメンのスープのような風味になったので、今度、麺を入れてみよう、ということになり、コープ自然派で中華麺を注文した。
大坂の「大近フーズ」というメーカーによる、無かんすいの「むし焼きそば」。「焼きそば??」とぼくが不思議そうな顔をしていると、ラーメンだと銘打っても家でラーメンを作る人が少ないから焼きそばと呼んでいるのだろうと相方が教えてくれた。焼きそばにしたら美味しいように調整してはいるだろうが、同じ「中華麺」だとのことで、なるほどそうか、と。原材料は、北海道産の小麦粉、鶏卵、食塩、植物油。
「無かんすい」というのはよく聞くが、何なのか知らかなかったので調べてみると、「かんすい」というのは元来、草や木などの灰を溶かした水や、ミネラル類をたくさん含んだ井戸水などを使用していたらしいが、現在ではカリウムやナトリウムの炭酸塩とリン酸塩を原料にして作られているらしい。このリン酸塩が、体内のカルシウムを奪うといわれている。
さて、午後に麺が届く日の朝からスープをつくり始めた。
ニンニクと玉ねぎをオリーブオイルでじっくり炒めるところから。
玉ねぎがしんなりしてきつね色になったら、他の具を加える。
大根の葉っぱもいい味を出すようだ。玉ねぎ以外はうちの畑で育った野菜(写真にはないが、サツマイモも入れた)。
出汁は、昆布とシイタケを水に浸して、ブルーソーラーウォーターの横で日に当てておいた。
これを加えて、味付けは、塩と醤油。それから塩麹も入れてみた。
じっくり煮て、麺を入れて、最後に、朝に収穫した畑の間引き菜を乗せて完成。
味はまさにラーメンだった。ラーメンにこだわりのある人が食べたら満足しないかもしれないが、ぼくは大満足だった。「動物さん放り込む必要ないやん!」と言ったら、その言い方は嫌だと相方のひんしゅくを買った。
こがしニンニクのオイルをかけたらさらにラーメンっぽいかも、などと、次回に向けた案がいろいろ出てきた。ラーメン作りは面白い。
「ますます菜菜ごはん―野菜・豆etc.素材はすべて植物性楽しさ広がるレシピ集」(カノウユミコ 著)という本に、ベジタブルラーメンのレシピがいくつか載っていて、参考になりそう。
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