生八ツ橋が家でつくれるとは!
子どもの頃、時々贈り物でいただく生八ツ橋が好きでした。美味しい、美味しいと食べつつ、それが何でできているのか、どうやってつくるのか、考えたこともありませんでした。工場でつくられるお菓子は家でつくれるようなものではない、というような固定観念があったのでしょう。全く同じものをつくるのは難しいにしても、よく似たものをどうやってつくれるかを考えることもありませんでした。
八ツ橋は表面にかかったシナモンが特徴的ですが、この粉が何なのかすら考えてもみず、これがシナモンの仲間(ニッキ)だと知ったのはだいぶ後からのことです。思考停止はおそるべし!
と言いつつ、今回は相方がつくってくれました。
米粉ベースの生地。作り方は、ネットで調べるといろいろ出てきます。電子レンジを使う方法がよく出てきますが、うちは電子レンジを使っていないので、蒸し器で。
どんぐり甘酒があんこ風になったので、これを中に入れました。
自家製だと、保存性を考慮する必要がなく、余計なものを入れずにつくれるし、甘みは白砂糖を使わないので、また違った味わいになります。シンプルな素材でつくると飽きが来ず、舌先だけではなく、体の奥から満足感が得られます。
蒸してから延ばす工程がなかなか大変だったそうで、手軽につくれる料理ではありませんが、また食べたい美味しさ!
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