サツマイモの葉っぱのグリーンカレーをつくる。美味しいけれど濃度に注意!


家中の鍋やボウルを出してきて、サツマイモの葉と茎のアク抜き。

サツマイモといえば、根っこの太ったところを食べるのが当たり前の食べ方ですが、茎や葉っぱもこんなに美味しいとは。前にも食べたことがあったのですが、今年、その美味しさに目覚め、ほとんど余すことなく料理しました。サツマイモ仕事に追われる日々…というのはなかなか落ち着きませんが、こんな美味しい食材を食べずにおくのはもったいない…!

サツマイモの葉っぱは、収穫してすぐに水に30分~数時間(ずいぶん幅がありますが)さらしておき、さっと茹でれば充分アク抜きができていました(品種や収穫時期などにもよると思いますが)。

普通の葉物野菜として、野菜炒めやエチュベ、スープに入れても美味しい。

お気に入りは、サツマイモの葉のグリーンカレー!

上のようにアク抜きした葉をフードプロセッサーでペースト状にします。オリーブオイルでクミンシードを熱し、季節の野菜を好みのスパイスと一緒に炒め煮して火を通し、途中でサツマイモの葉のペーストと水を加えて出来上がり。


ここで注意ですが、サツマイモの葉は一度に大量に収穫できるので、一気に使って濃厚にし過ぎると、お腹がびっくりします。最初、濃くしすぎたのを食べたところ、お腹が不穏な感じになってきて、葉っぱの食べ過ぎで数日お腹の調子がおかしくなりました。


翌日、水を足して薄めたところ、正常なグリーンカレーに! 最初につくったのは、カレーというよりも、葉っぱのペースト状で、それを一度に大量に食べたら、そりゃお腹もこわします…。適度な濃度でつくれば、特にクセのない、食べやすいグリーンカレーになります。

大量に採れたサツマイモの葉をどんどん使えるし美味しいので、何度もつくりました。

サツマイモは飢饉に強い作物というイメージがありますが、これはたしかに…葉っぱも茎も根っこも食べられて、特に肥えた土地でなくても育ってくれるとは、ありがたい存在です。


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by 硲 允(about me)