「脳内の今後やってみたいことリスト」は適量に。


本や雑誌やインターネットでいろいろ情報を得ていると、やってみたいことが増える。

やってみたいことがいろいろあるのはいいことだと思うけれど、やりたいのにできていないことが増え過ぎると、焦ってきたりフラストレーションを感じたりしやすい。

「脳内の今後やってみたいことリスト」は、適量を心がけるのがよさそうだ。

少なすぎたり全く無かったりしてもモチベーションが湧いてこないし、ありすぎても混沌として焦ってくる。その量がどれくらいが適量かは、人にもよるのかもしれない。

やってみたいことというのは、その時々でも違ってくる。今そう思っていても、数年後にはやりたいことではなくなっているかもしれない。今すぐにでも簡単にやってみれることは、少しだけでもやってみると、それが本当に自分がやり続けたいことなのか、はっきりすることがある。やってみて、やっぱり自分はそれに向いていないとか、その作業が実はあまり好きではなかったとか、やっぱり好きで夢中になっていくらでもやり続けてしまう、とか、見えてくる。

その一方で、無理して始めてもうまくいかないことが多い。日々の暮らしを回していくのにいそがしすぎるのに、そこにさらに新しいことを詰め込もうとしても、時間も体力も気力も余裕がないときに何かをしてもやっぱり難しく、好きなことのはずなのに楽しめなくて好きではなくなってしまうリスクもある。ものごとにはちょうどいいタイミングというのがあるのだろう。先のことを案じすぎず、とにかく今を一番楽しみ、面白がるにはどうすればいいかという工夫が大事だと思う。


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by 硲 允(about me)