「すぐに真似できる 天才たちの習慣100」(教養総研 著)を読んで。

「すぐに真似できる 天才たちの習慣100」(教養総研 著)という本を図書館で借りてきて、パラパラと読んだ。

 

人並み外れたところのある人たちの暮らしや習慣は、気になる。

一番印象に残ったのは、「プラスα」として小さく紹介されている、アメリカの劇作家ニール・サイモンの話で、戯曲を書く時、「よい芝居ではあるけれど、自分の人生の中で1年や2年もそれにかけるほどの値打ちはない」と判断したら、その戯曲には手をつけなかったという。

彼は仕事をはじめる前に、その作品が完成する過程において発生する楽しみや嬉しさを先取りして想像し、自分の時間を費やすに値するかどうかを判断していたといいます。

とのこと。

自分の人生の限られた時間を何に使うか…それをよくよく、しっかりと考えて日々を過ごしていきたいものです。

この本では数多くの習慣が紹介されていて、当然、それらは、それぞれの登場人物の生き方や仕事や価値観に合ったもので、他人の習慣を安易に真似しても意味がないでしょう。だけど、どんな人がどんな習慣をもっていたかというのは、とても参考になり、インスピレーションを与えてくれます。


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by 硲 允(about me)