味噌づくりの副産物ラーメン

今年も味噌を仕込みました。

大豆をたくさん茹でるので、茹で汁がたくさんできます。この茹で汁で野菜スープを毎年つくります。大豆の味がかなり濃厚! 味噌仕込みの季節にしか味わえない楽しみです。

この濃厚スープを飲んでいると、ラーメンが食べたくなってきました。普段、ラーメンの存在すらほとんど忘れていますが、時々、ラーメンが食べたくなるスープというのがあります。そういうときは、即席ラーメン。

パスタを茹でるときに、重曹を入れておくだけ(量はテキトー)、という、魔法のような方法。不思議と、パスタが中華麺のような風味になります。
 

さらにラーメンっぽくするために、醤油麹を加えました。カボチャや、畑の菜花、人参などが入った、季節のラーメンのできあがり。

お肉を食べなくなったので、お店のラーメンはもうずっと食べていませんが、家でこんなに簡単にラーメンがつくれるとは、ラーメンとの付き合い方が変わります。ラーメン通に言わせれば、これはラーメンではないかもしれませんが、ぼくはこういうあっさりラーメンのほうが好きです。お肉を食べていた頃も、お店のラーメンは半分くらいまでは夢中で食べるのですが、お肉や油がしんどかったり塩気が強すぎたりで、最後のほうはちょっとしつこく感じたものです。野菜や豆の旨味でできたラーメンは、最後まで夢中で、後口さっぱり。主食はやっぱりお米がいいですが、たまに食べるラーメンも幸せです。


【関連記事】

by 硲 允(about me)