やる気がでないときは…


やる気がでないとき……というのは最近はあまりないが、疲れがたまっていたりすると、たまにはある。

そんなときは、無理してやる気を出そうとせずに、少しでも気が向くことを探して気楽に取り組んでみる。やる気が出ないときというのは、気持ちも身体も疲れていることが多いので、無理して何かをしてもさらに疲れがたまって回復が遅れる。わずかでもやりたいと思うこと、ほんの少しでもワクワクの片鱗が感じられることを探して、のんびりと取り組んでいるうちに、少しずつやる気が回復してくる。

やりたくないこと、気の向かないこと、義務的にさせられていること、仕方なくしていること…そんなことばかりしていると、「やる気」というのが「どんな気」だったのかも忘れてしまう。気が向かないことでも、がんばればできてしまうものだけど、がんばって何かをし続ける毎日は楽しくない。がんばることは美徳とされることもあるが、がんばる必要がないようなことまでがんばらされるのはまっぴらゴメンである。

気が向かなくて、する必要のないことはなるべく減らすように工夫する。それほど気が乗らないとしても、どちらかというとマシなほうを選ぶ。少しでも気が向くことやワクワク感を感じられることをする。そういう選択を繰り返していると、数年単位で見れば、日々の暮らしが案外変わっているものだと思う。


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by 硲 允(about me)