対戦相手が失敗してがっかりするタイガー・ウッズの驚きの習慣。

タイトルを忘れてしまったのですが、コンビニで立ち読みした本に、タイガー・ウッズはライバルの成功を願いながらプレイしている、というのを読んで感銘を受けました。

これとは別の本だったのですが、「なぜ、成功者たちは「フシギな習慣」を持っているのか? ~すぐできる医科学的にも正しい成功法則44」という本でもそのエピソードが紹介されています(Amazonの試し読みでその部分が読めます)。

2005年におこなわれた「アメリカンエキスプレス選手権」の最終日、タイガー・ウッズがジョン・デイリーと優勝を争っていた際、ジョン・デイリーがパットを外せばタイガー・ウッズの優勝が決まるという場面で、ジョン・デイリーがパットを外します。その直後、テレビカメラはタイガー・ウッズの表情を映します。普通なら喜びの表情を映すはずが、タイガー・ウッズは悲しそうな表情を浮かべていたといいます。

その映像、ありました。




たしかに、そのような表情が見られます。

これは非常に示唆に富む習慣、というか、マインドセットだと思いました。

ゴルフの場合、優勝できるのは一人ですが、この世の中、誰かが成功したり上手くいって、それが自分にとって必ずしもマイナスになるわけでもないのに、誰かと比べて劣等感や優越感をもってしまいがちです。ところが、お互いの成功を願い合ったほうが、お互いにいいことがある、という場合の方が多いのではないかと思います。言うのは簡単ですが、それをプロゴルフの世界で実践している、ということに驚嘆しました。


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by 硲 允(about me)