農水省がコロナ影響下の農業支援に補助金。

先日、「フランスの農相、新型コロナで自宅待機している市民に農作業を勧める」という記事を書きましたが、その続報的なニュースを見ました。

コロナ失業者、農業が受け皿 研修、宿泊費支援―農水省(Jiji.com)

日本の農林水産省が、新型コロナウイルスの影響で仕事を失った人を念頭に、地域の農業現場で働けるよう研修や宿泊の費用を拠出する方針です。

具体的には、
・自宅からの交通費や宿泊費のうち一定額を支給
・農協や農家が民間の人材派遣サービスを活用して人材を集める際は、経費の半額を支給
・農協などの研修機関には定額を、雇用主となる農家に対しては通常より割高となった場合の労賃を最大で時給500円程度まで補助
・農業経験がある応募者は、農業大学などで最新の農業機械の操作を学べるようにする
・大学などへは、研修用機械の導入費などを補助

といったことを計画しているようです。

2020年度補正予算案で約46億円を計上し、成立すれば、4月1日にさかのぼって適用したい考えとのことで、予算を有効活用してもらいたいものです。

国連とWTOが、新型コロナの影響による世界的食料危機のリスクを警告しているそうです

そうならないことを祈りますが、そういうリスクもある程度念頭においておくのも大事かもしれません。各自ですぐ簡単にできる対策として、畑がなくても、プランターで食べられるものを育てておくとちょっと心強いかもしれません。トマトやナスやキュウリなどは、プランターでもうまくいけば毎日のように収穫できます。夏野菜づくりは、地域にもよりますが、うちの辺りでは、5月のGWあたりに苗を買ってきて始める人が多いようです。うちでは基本的に市販の苗を買ってこずに、その頃に種蒔きして育てています。収穫できる時期は少し遅くなりますが、その頃に種蒔きしても充分間に合います。里芋も育てるのが簡単で主食になり得るのでいいかもしれません。


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by 硲 允(about me)