ハチミツのチェックポイント。給餌、加熱処理、抗生物質の投与、蜜源の汚染など…

砂糖が食べられないので、普段、料理の甘味づけにはハチミツを主に使っています。夏以外は、豆乳ヨーグルトを毎日食べていて、ハチミツをかけて食べるので、ほぼ毎日ハチミツを食べていることになります。

いろんなハチミツを食べてきて、一概にハチミツといっても味もいろいろ、採蜜方法や加工方法もいろいろ…ということがわかってきました。プラスチックの大きな容器に入って安く売られているサラサラのハチミツはいかにもまがい物だという感じがするし、ラベルの原材料表示を見ると砂糖を添加されている商品もあります(!)。

ハチミツを買う際のチェックポイントをまとめてみようと思いました。


砂糖を加えていないか

砂糖がNGのぼくにとってはまず気になるところです。ハチの巣から蜜を全部採ってしまうと、ハチが生きられなくなってしまうので、そうならないためには蜜を残しておく必要がありますが、全部採ってしまって、蜜の代わりに砂糖水や人工的なエサを巣に入れる場合もあるそうです。添加物に砂糖と表示していないのに、時々歯が反応するハチミツがあり、そういう商品は、もしかすると巣に入れた砂糖がハチミツに混ざっているのではないかと思います。
ハチミツを採取したあとで砂糖を加えている商品もあり、ラベルで判断できる場合もあります。

加熱処理していないか

短時間で大量のハチミツをろ過しやすいように、ハチの巣内の2倍くらいの温度でハチミツを加熱処理するケースが多いようです。ところが、高温処理すると、ハチミツに含まれるミネラルやビタミンが破壊されてしまうそうです。

抗生物質などの化学物質を与えていないか

ハチミツというと自然の産物というイメージがありますが、ミツバチに抗生物質を投与したり、巣箱を薬品で消毒したり、リスクのある化学物質をいろいろ使用している場合があります(というか、一般的には使用していることが多いでしょう)。

蜜源の植物や養蜂所近辺が汚染されていないか

ミツバチが運んでくる蜜自体が農薬やさまざまな化学物質で汚染されている、というケースも考えられます。蜜源植物に農薬などが使用されていないか、養蜂所付近に汚染源となるような工場や施設などがないかもチェックポイントになります。

フィルターにはどのようなものを使用しているか

巣から採取したハチミツをフィルターで濾す場合が多いようですが、目の細かいフィルターで濾す場合もあれば、濾さなかったり、荒い目のフィルターで濾す場合もあります。濾さないと花粉が混じってザラザラしていることがありますが、ぼくは花粉入りのハチミツが好みで、そのほうがいろんな栄養が含まれてそうに思います。

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ハチを飼ったことはありませんが、自分でやってみると、いろんなことがわかってくるだろうなぁと想像します。市販のハチミツを見たり食べたりして理解できる範囲も広がってくるでしょう。トライしてみたいと思っていますが、今はそこまで手を広げる余裕がないので、そのうち…。

オススメのハチミツはいろいろありますが、気に入ってよく食べているのが、MOUNTAIN VALLEYのハチミツ。EUオーガニック認証品で、非加熱(全ての工程で40℃以下に管理)、無ろ過、砂糖水不使用(砂糖水の給餌も)。




他にも、お気に入りのハチミツは以下の関連記事でいろいろご紹介しています。

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by 硲 允(about me)