相方が小さなおともだちにプレゼントしたコピックマーカー。
コピックマーカーというのは今回初めて知ったのだけど、漫画家やイラストレーターなどの方がよく使うらしい、アルコールインクのペン。
さすがにプロ仕様のようで、色の数が多い。ユーザーの要望で増えていったと聞く。いきなり全部揃えるわけにはいかないが、どの色から始めたらいいのか、なかなか悩ましい。相方と一緒に12本選んだ。
色選びは面白かった。植物を描けるようにしたいし、空や海も、人間も…といろいろ考えながら、それに合った色を探す。最初、キャップの色と色名で選んでいたが、試し描きしてみると、キャップの色と描いたときの実際の色は想像以上にかけ離れていて、最初からやり直しになった(もう少し近づけられないものだろうか…)。
ぼくはかつて、色にあまり興味がなかったが、織りものを始めて、色に敏感になってきた。織りものに熱中して取り掛かっているようなときは、車で通りかかった保育園の遊具の色が気に入らなくて不快感を感じたり、部屋に置いている本の表紙の蛍光色がまぶしすぎて裏返したり、これは行き過ぎだと思うのだけど、色に対するセンサーのオン・オフ、強弱は日々の暮らしや仕事によって変化する。ほとんどオフになっていたセンサーを急に働かせ過ぎると無理が生じるので、用心している。
一年前の自分なら、マーカーの色選びを手伝おうとしても役立たなかったと思うが、休んでいたセンサーであってもいつからでも鍛えられるものだと思った。
一年前の自分なら、マーカーの色選びを手伝おうとしても役立たなかったと思うが、休んでいたセンサーであってもいつからでも鍛えられるものだと思った。
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自分が選んだ色はもう覚えていないけれど、こちらはメーカーが選んだ24色セット↓
コピックマーカーは、ペン先(ニブ)を交換したり、インクがなくなったら補充したりもできるらしく、長く使えるのはいいことだ。