ラクしたツケは回ってくる。
普段、パソコンで文章を書くとき、google日本語入力を使っている。Microsoft IMEからこれに切り替えたとき、予測変換が便利で入力の手間が省けるのでこれはいい、と思ったけれど、最近、予測変換機能をオフにした。
予測変換に頼ると、人名や固有名詞を入力するときに、漢字を自分で調べたり細かく確認せずに何となくで入力できてしまうので、自分の記憶に残りにくい。たとえば、「明智光秀」で入力したいとき、おそらく「あけちみ…」まで入力すると、予測変換で「明智光秀」が表示されるので、スペースキーでそれを選んでエンターキーを押せば簡単に変換できてしまう。ところが、いざパソコンから離れて、ノートや手紙に「明智光秀」と書きたいとき(そういう機会はあまり無さそうだけど…)、漢字がわからない、というようなことが起こる。つまり、予測変換で表示されれば「それそれ!」となるけれど、なんとなくでしか把握していないので、ゼロから自分で書けと言われても書けない…ということになり、予測変換頼りだとそういう言葉がますます増えてきてイヤだなぁと思ったので、この便利な機能は停止することにした。
ペンや鉛筆で文章を書いていて、ごく簡単な漢字をすぐに思い出せないことが時々あり、これはまずい、と思う。パソコンで文章を書くと早く書けて便利だけど、効率化した分、自分の頭を怠けさせているところもある。
デジタル機器にはずいぶんお世話になっていて、その存在価値を否定するわけではないけれど、自分の頭を怠けさせ過ぎない程度に活用することを心がけたい。ぼくは怠け癖があるので、スマホを持たなくてよかったと思う。それでなくても、記憶をgoogle検索に頼って記憶力を怠けさせてしまっているのが自分でもわかる。手元にスマホがあって、いつでも調べられるとなると、ますます自分の記憶力を怠けさせていたことだろう…。
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by 硲 允(about me)
普段、パソコンで文章を書くとき、google日本語入力を使っている。Microsoft IMEからこれに切り替えたとき、予測変換が便利で入力の手間が省けるのでこれはいい、と思ったけれど、最近、予測変換機能をオフにした。
予測変換に頼ると、人名や固有名詞を入力するときに、漢字を自分で調べたり細かく確認せずに何となくで入力できてしまうので、自分の記憶に残りにくい。たとえば、「明智光秀」で入力したいとき、おそらく「あけちみ…」まで入力すると、予測変換で「明智光秀」が表示されるので、スペースキーでそれを選んでエンターキーを押せば簡単に変換できてしまう。ところが、いざパソコンから離れて、ノートや手紙に「明智光秀」と書きたいとき(そういう機会はあまり無さそうだけど…)、漢字がわからない、というようなことが起こる。つまり、予測変換で表示されれば「それそれ!」となるけれど、なんとなくでしか把握していないので、ゼロから自分で書けと言われても書けない…ということになり、予測変換頼りだとそういう言葉がますます増えてきてイヤだなぁと思ったので、この便利な機能は停止することにした。
ペンや鉛筆で文章を書いていて、ごく簡単な漢字をすぐに思い出せないことが時々あり、これはまずい、と思う。パソコンで文章を書くと早く書けて便利だけど、効率化した分、自分の頭を怠けさせているところもある。
デジタル機器にはずいぶんお世話になっていて、その存在価値を否定するわけではないけれど、自分の頭を怠けさせ過ぎない程度に活用することを心がけたい。ぼくは怠け癖があるので、スマホを持たなくてよかったと思う。それでなくても、記憶をgoogle検索に頼って記憶力を怠けさせてしまっているのが自分でもわかる。手元にスマホがあって、いつでも調べられるとなると、ますます自分の記憶力を怠けさせていたことだろう…。
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