目に力を入れすぎる癖は、疲れ目の原因に。

子どもの頃に身につけた悪癖というのは、なかなか厄介だ。

この頃、縫い物をするようになって、よく目が疲れる。相方の観察によると、ぼくは目に力を入れすぎているという。言われてみると、たしかに…! そして、視野が狭い…!

原因を考えてみると、きっと子どもの頃のテレビゲームだ。都会育ちで、子どもの頃、テレビゲームにずいぶん時間を費やした。アクションものやパズルものは、特に目を酷使し、画面の中の一点を集中して見つめ続けることになる。あのシチュエーションは、ミシンで縫う時と似ている。

小さな一点を凝視するクセは、ゲーム中にとどまらず、日常生活にまで波及していったのだろう。そんなに凝視する必要がない場面でも、目に力を入れてぐっと見てしまい、視野も狭くなる。そういう目の使い方をして手芸をすると、目が疲れやすいようだ。相方はぼくの目の使い方の真似をした瞬間に目が疲れた、と言っていた。

目に限らず身体は、力んでいると疲れてくる。一日中、目を力ませていたら、疲れが早いのも当然だ。年月をかけて身につけた習慣は一朝一夕には変わらないが、日常生活で心がけて、気がつく度に改めていれば、少しずつ変化していく。

目の使い方に限らず、悪癖が多くて困ったものだけど、改善の余地があるというのはいいことだということにして、気長にやっていこう。


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by 硲 允(about me)