コーヒーは、生豆を買って自家焙煎しています。豆を切らしたので、東京(国分寺)の無農薬・有機栽培コーヒー専門店「ろばや」からまとめて届けていただきました。
最近、胃を療養中なので、初めてデカフェの生豆を購入しました。
こちらは「デカフェ・メキシコ」という、有機認証生豆100%の商品。
カナダのSW社で、「ウォータープロセス製法」という方法でカフェインを除去しているとのこと。SW社では、デカフェにする全ての行程をナチュラルな方法で行っているけれど、多くのデカフェコーヒーでは、塩化メチレンや酢酸エチルなど化学的な溶剤を使用しているらしい。デカフェといっても完全にカフェインがゼロなわけではなく、サプライヤーの検査データによると残存率は0.04%だそうです。
うちでは普段、焙烙を使って焙煎しています。
だいぶ年季が入ってきました。ゴマを煎ったり、緑茶を煎ってほうじ茶をつくったりもしています。
ちなみに焙烙は2,000~3,000円くらいで販売されています。
常滑焼き 焙じ器 142T
上の黒い焙烙のように、口が大きいと中がよく見える反面、コーヒー豆を入れて揺すると飛び散りやすいので、下のように口が狭いものがおすすめです。
TOJIKI TONYA 焙じ器 60101
カセットコンロの火力を調整しながら15~20分くらい煎ります。火を付けて最初のうちは、カフェイン入りのコーヒーに比べて香りが少ないような気がしたのですが、こんがりしてくるといい香りがしてきました。
ぼくはフレンチローストが好みなので、これくらいまで煎って出来上がり。
コーヒーミルで挽きます。
ドリッパーで淹れ始めると、デカフェとは思えない香りが・・・
焙煎して一日置いたほうが美味しいという人もいれば、焙煎したてが一番だという人もいます。たしかに一日置くと味が落ち着く感じがしますが、焙煎したてのちょっとガスを含んだようなガツンとした感じも好きです。
風味といい、香りといい、カフェインを含むコーヒーと比べて飲んだときの満足度は同じくらいでした。「プラシーボ効果」のようなものか、デカフェでもコーヒーを飲むとしゃきっとします。胃にもやさしく、これなら体が弱っているときでも夜でも楽しめそうです。カフェインがほとんど抜けていてもコーヒーには中毒性があるのか、これ以来、毎日飲み続けています・・・。
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by 硲 允(about me)
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