SNSをやたらとチェックするのはエサを期待してレバーを押し続けるネズミと同じ?



相方が教えてくれたこちらの記事。

SNSに脳を乗っ取らせるな:プロが勧めるコツ - WSJ

タイトルに興味をひかれ読んでみると、冒頭にショッキングなたとえ話が・・

フェイスブックを考えもなくやたらとチェックするのは、実験用のネズミが取る行動とよく似ている。餌を期待して常にレバーを押すネズミのことだ。
たしかに、そんな感じかもしれない。

目的も用もなく、何か面白いことが書かれていないかなぁと何となくフェイスブックにアクセスしてしまうことが時々ある。

ぼくは「スマホ」を持っておらず、Facebookにはパソコンからしかアクセスできないけれど、スマホを持ち歩いている人にとっては、さらに大きな誘惑かもしれない。

この記事では、通知機能をオフにしたり、仕事用の端末でソーシャルメディアにアクセスできないようにしたり、使用を控えたいときにスマホを隠しておくことなどが勧められている。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校で神経科学を研究するアダム・ガザレイ博士によると、仕事の合間の休憩にソーシャルメディアを使うのは害があるという(休憩には脳は空っぽにする機会が必要だから)。脳の集中力を高める1番いい方法は、短時間でも運動することらしい。これまでの体験上、そう思う。パソコン仕事で疲れたときにソーシャルメディアで気晴らししようとしてもなかなか疲れは取れない。パソコンからちょっと離れて体を動かすほうがよっぽどいい。そういえばつい最近もそういう話を記事に書いた。

「休む」のも大事だけど「切り替える」のも大事 ~Change is as good as a rest. 


SNSのタイムラインを見始めるとだらだら時間を過ごしてしまい、自分のやるべきことに集中できなくなってしまいがちなので、最近はタイムラインをめったに見ていない。Facebookのダイレクトメッセージを使うことが週に数回あるけれど、タイムラインの誘惑を回避するために、マイページをブラウザの「お気に入り」に入れてそこからアクセスするようにしている。マイページからアクセスするようにしてから、「実験用のネズミ」のようにSNSにアクセスすることがかなり減った。

巧みに用意された誘惑に打ち勝つには、こちらも巧みに自分のルールをつくるなどして自制心を働かせないと、システムを使うのではなくシステムに使われて終わってしまう。エサを求めてレバーを押し続けるネズミのようにはなりたくない(そんなネズミもかわいそうだけど、人間は自分の意思を使ってがんばれば抜け出せる!)。


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by 硲 允(about me)
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