松山の商店街(銀天街)から脇道に入ると、たまたまこんな広場の前を通りかかった。
家の形をしてガラス戸のついた本棚が気になった。
いらなくなった本を入れたり、ほしい本があったら自由に持って帰っていいとのこと。
ここは、「松山アーバンデザインセンター」というところがつくった街づくりの拠点のような場所らしい。
中心市街地の賑わいを再生するためには、どのようなものが必要か模索し、市民の皆さんにご参加いただいたワークショップで御意見をいただきました。市民の皆さんからの「憩いの空間」、「イベントスペース」、「情報発信の場」が必要との多くのご意見を受け、「みんなのひろば」と「もぶるテラス」を整備することになりました。(みんなのひろばプロジェクト ウェブサイトより)
とのこと。
「もぶるテラス」は、松山アーバンデザインセンターの1階に設置されている。
「もぶる」というのは、伊予弁で「混ぜる・混ざり合う」という意味らしく、いろんな世代や立場の人が混ざり合う空間を目指しているとのこと。
「みんなのひろば」では、学校帰りの学生さんたちが向かいのクレープ屋さん(クレープカフェ ココ)でクレープを買ってきておしゃべりしたり、親子でやって来て子どもが遊んだりしていた。
ひろばの向かいにある「クレープカフェ ココ」 |
ぼくは帰りのバスに乗る前の早めの夕食。ここから歩いて10分くらいのところにある「農人食彩 たいよう農園」という総菜屋さんで買ってきたお弁当をいただいた。
街中でちょっと座って落ち着いて、それぞれ好きなことをして過ごせる場所があるのは助かる。このプロジェクトは、もともと2016年2月までの予定だったが、好評だったので2017年3月末まで延長されたらしい。プロジェクトが終了した後、広場はどうなるのだろう。この場所はもともとコインパーキングだったらしい。広場のままであってほしい。
「ひろばのはたけ」では綿が栽培されていた。みんなで紡いで糸にするのかもしれない。
●みんなの広場
開いている時間: [月~金]10:00~20:00 [土日祝]10:00~18:00
場所: 〒790-0012 愛媛県松山市湊町3丁目7−12(松山アーバンデザインセンター)の向かい
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