木と人ふれあいフェスタ(香川県まんのう町)へ。

2019年3月23日(土)・24日(日)に香川県まんのう町の旧琴南中学校(現在は「ことなみ未来館」)で開催された「木と人ふれあいフェスタ」に、NPOフォレスターズかがわの一員として参加してきました。

フォレスターズかがわの出しものは、ヒノキのボルダリングと、ヒノキの間伐材でできた木琴「ヒノッキン」の演奏体験、それから、ヒノキの輪切りのカスタネットづくり。


つかまるところ(ホールド)がヒノキの間伐材でできています。何度もチャレンジしたくなる面白さ。やりすぎて筋肉痛になったと言う男の子も…


ヒノキの輪切りのカスタネットも人気でした。輪切りの大きさによって音が結構違います。大きいのはカエルの鳴き声っぽくもあります。


こちらがヒノキの木琴「ヒノッキン」。ドレミファ…の音階に調律してあります。ちゃんとドレミファになっていることにびっくりされる方も多いです。何か曲を叩いて、つくったばかりのカスタネットで合奏してもらいました。

同じ教室で、NPOどんぐりネットワークによる「どんぐりクラフト」がありました。



どんぐりと言っても、いろんな種類があります。マテバシイ、コナラ、アベマキ、クヌギ…それぞれの木とどんぐりが展示されています。


見本の作品。子どもたちは夢中でつくっていました。

他のコーナーでも、木工のワークショップがいろいろ開催されていました。


高松の木工教室「癒楽木(ゆらぎ)」による、香川県産ヒノキの玉落とし、こいのぼり、ペン立てづくり。


積み木遊びのコーナーもありました。どこまで高く積めるかチャレンジするゲームもあり、優勝者は2.13メートルの高さに積んだそうです。


木の遊具もいろいろ。


単純なおもちゃも、木でできていると味わい深いものがあります。


もともとは中学校なので図書館もあり、絵本の読み聞かせコーナーもありました。


県内木工クリエイターによる「木のある暮らしの小さな家具・小物展」。洗練された木工作品が並んでいました。

プロダクトデザイナーで香川大学創造工学部教授の井藤隆志さんのトークイベントもあり、ものづくりの現場の興味深いお話が聞けました。木工作家同士が横の連携をつくっていく重要性についても話されていて、今回の展示会もそういう機会になったようです。


by 硲 允(about me)