ドイツの「LEGOおばあちゃん」の記事を読んで。

ドイツのハーナウ市に暮らすリタさんという方の面白い取り組みに関する記事を読みました。

リタさんは、25年前に事故にあって車いす生活になったけれど、ハーナウには車イスではアクセスしにくいお店があることに悩んでいたそうです。

そこで、リタさんが考え出したのは、レゴのブロックで車いす用のスロープをつくるというアイデア!

1つのスロープをつくるのに、レゴのピースが数百個必要で、パートナーの助けを得ながら、一日最大3時間もかけてレゴのスロープづくりに取り組んでいるそうです。

その努力が実り、ハーナウ氏のあちこちにレゴのスロープができたそうで、住民たちの間で話題になっているとのこと。

この世の中、おかしなことや困ったことがいろいろあります。それを直接的に訴えていくことも必要だと思いますが、このような面白いアイデアでいろんな人を楽しませながら問題を解決したり課題を訴えたりしていくのも効果的で、いろんな問題に応用できそうだと思いました。

悩みや怒りを面白く楽しいアイデアに転換していくには、冷静な視点やユーモアが必要で、そう簡単なことではありませんが、世の中を動かしていくためにはどうやって共感を得るか工夫することも大事だろうと思います。

それにしても、子どもの頃になんとなく遊んでいたレゴのブロックにこんな使いみちがあったとは…。


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by 硲 允(about me)