イタリアのプーリア地方産、古代種アーモンドを食べる。


珍しいアーモンドをだいぶ前に買ったまま、もったいなくてしまってあったのですが、ようやく開封…

イタリアのプーリア地方という場所で有機栽培された古代種のアーモンド。

市販のアーモンドというと、アメリカ産のものが多いですが、現存するアーモンド7品種のうち、4品種がプーリア地方発祥とされていて、この商品は「ファッジョーラ」という品種改良されていない原産種とのこと。


見た目も、普段よく見るアーモンドとちょっと違っています。小さな可愛いアーモンドも混じっていました。

食べてみてビックリ! 今までのアーモンドでは味わったことのない不思議な甘い風味が感じられました。杏仁豆腐のような、フルーティーな香り。アーモンドは、古代ローマ時代から食されてきたといわれていますが、当時のアーモンドはこんな味だったのでしょうか…

トレリという会社が輸入していて、GAIAで買ったと思うのですが、残念ながらもう品切れ。

三宅商店でも販売されていましたが、こちらも現在品切れ中。

これは生のアーモンドで、そのままでも食べられますが、三宅商店の商品説明によると、一晩浸水させると、「まるで木から落ちたばかりかのようなフレッシュな食感、味わいになります」とのことで、それも試してみようと思います。

栽培方法としては、無農薬のほか、なるべく不耕起で、収穫後は天日干しで減菌処理しているとのこと。多くのアーモンドは高温で処理しているのではないかと想像しますが、品種の違いに加えて天日干しだからこそ、この風味が残されているのかもしれません。


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by 硲 允(about me)