昔は何の疑いもなく病院で処方されたクスリを飲んでいましたが、クスリのリスクについて知るにつれ、余程のことがない限りお世話にならないようにしています。
by 硲 允(about me)
処方薬が原因で認知症になることがある、という記事を最近読みました。
医師から処方される薬剤が原因で認知症に陥る高齢者が日本で数十万人に及ぶかもしれないといいます。「薬剤起因性老年症候群」という名前も付けられているそうです。
原因となる処方薬の中でも、兵庫県立ひょうごこころの医療センター認知症疾患医療センター長の小田陽彦氏が最も疑っているのが、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬・抗不安薬(日本で処方される睡眠薬・抗不安薬はほとんどこれで、非ベンゾジアゼピン系でも作用は同じなので同様の副作用が起こるらしい)とのこと。
小田氏の実感では、認知症の疑いで来院する患者の1~2割は薬剤が原因と見られるといいます。
海外では早くからこうした薬剤の危険性が指摘されていたそうですが、日本では長く放置されてきて、そうした危険性に対する知識のない医師も多いとのこと。
クスリは役立つこともありますが、リスクもあるということを知っておくことが大事で、それによって、医師の判断を盲目的に信用したり、処方されたクスリを服用し続けて本来避けることのできた副作用に悩まされたりするリスクを減らすことができるのではないかと思います。
情報は何が正しいのか、判断が難しい場合もありますが、いろんな情報源から情報を集めてなるべく信用できそうな情報を見つけるとともに、自分の身体の変化を念入りに観察して事実から推し量ることが肝心だと思います。認知症になってしまってからでは自分での判断が困難になってしまうかもしれないので、周りの人からの指摘やサポートが助け舟になることも多いだろうと思います。
情報は何が正しいのか、判断が難しい場合もありますが、いろんな情報源から情報を集めてなるべく信用できそうな情報を見つけるとともに、自分の身体の変化を念入りに観察して事実から推し量ることが肝心だと思います。認知症になってしまってからでは自分での判断が困難になってしまうかもしれないので、周りの人からの指摘やサポートが助け舟になることも多いだろうと思います。
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