ピーター・バラカンさんがメインパーソナリティを務める「Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM」というラジオ番組(Podcastでも聴けます)で、ガンの患者学研究所代表 川竹文夫さんのお話を伺って、とても興味深かったので、シェアしたいと思います。
川竹さんは、自らガンを発症したことをきっかけに、自然治癒によるガン治療を研究し、現在はガンを自然治癒する方法を伝える活動をされているようです。
その一つが、「すべては、あなたが治るため」という無料冊子の配布。こちらのサイトから、ウェブ上でも読めます(右にある冊子の表紙をクリックすると、PDFが開きます)。
よく言われることですが、ガンは「生活習慣病」だそうです。そして、ガンを治すには、「責任を取る」、つまり、生活習慣を改め、自分がつくったガンは自分で治す、ということが大事だといいます。
原因は生活習慣…つまり、ライフスタイルの乱れや食事の乱れ、心のもち方の乱れ。川竹さん自身、ガンを患われたときはこの3つが揃っていたようです。
食事の乱れとは、肉、魚、卵、牛乳などの常食によって動物性タンパク質、脂肪、カロリーを摂りすぎる一方で野菜不足、という、現代の日本の多くの過程でごく普通におこなわれている食事のことだといいます。
ガンの三大療法は、手術、抗がん剤、放射線だとされていますが、氷山の一角であるガンの固まりを手術や放射線で焼き殺したり切除しても、生活習慣という肝心の原因に手を付けなければ、せっかく辛い治療に耐えても、いずれまたガンが再発したり移転するおそれがあり、根本的な原因を取り除かずにおこなう三大療法は、「ニキビを潰すようなもの」だと表現されています。
初めて知ったのですが、抗がん剤を国が許可するときの基準は、「有効率」が20%でOKということになっているそうです。80%の人には効かなくても許可が下りる、と。しかも、何をもって「有効」とするかというと、ガンの大きさが半分に縮んだ状態が4週間続けばOKだと…。川竹さんが初めてこのことを知ったとき、悔し涙が出たといいます。幸い、あるクスリが一定の効果をあげたとしても、ガンがクスリに対する耐性をつけるため、やがて全く効かなくなることもあるといいます。よく聞く話ですが、患者さんには毎日抗がん剤を使っているお医者さんも、いざ自分や家族がガンになると、「抗がん剤なんかまっぴら」という人が珍しくないそうです。
どのような治療を選ぶかは人それぞれの選択ですが、手術、抗がん剤、放射線治療、という三大療法の他に、生活習慣を改めて「自然退縮」(がんが自然に消えていくこと)を目指す、という選択肢もあるようです。
川竹さんは、がんを克服された人を集めて「千百人集会」というイベントを開催され、その際、がんが治った方の約8割が玄米菜食をしていたといいます。それから、ビワ葉温灸やこんにゃく、里芋などをつかった手当ても効果があるそうです。
心のもち方の乱れについてですが、川竹さんが玄米を食べ始めてわずか2週間で、心が変化していて鼻歌でも出そうな明るい気分の自分に気づいた、という話を書かれています。ぼくも肉食から菜食に変えてきて、心が穏やかに、明るくなってきたのを感じており、食が心に影響を与える、というのは強く頷ける話です。
冊子には他にも興味深い話がいろいろ…がんに限らず、「病気を治す」ということにおいて、参考になるお話でした。
まだ読めていませんが、川竹さんはがんの自然治癒に関する本も書かれています。
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by 硲 允(about me)
川竹さんは、自らガンを発症したことをきっかけに、自然治癒によるガン治療を研究し、現在はガンを自然治癒する方法を伝える活動をされているようです。
その一つが、「すべては、あなたが治るため」という無料冊子の配布。こちらのサイトから、ウェブ上でも読めます(右にある冊子の表紙をクリックすると、PDFが開きます)。
よく言われることですが、ガンは「生活習慣病」だそうです。そして、ガンを治すには、「責任を取る」、つまり、生活習慣を改め、自分がつくったガンは自分で治す、ということが大事だといいます。
原因は生活習慣…つまり、ライフスタイルの乱れや食事の乱れ、心のもち方の乱れ。川竹さん自身、ガンを患われたときはこの3つが揃っていたようです。
食事の乱れとは、肉、魚、卵、牛乳などの常食によって動物性タンパク質、脂肪、カロリーを摂りすぎる一方で野菜不足、という、現代の日本の多くの過程でごく普通におこなわれている食事のことだといいます。
ガンの三大療法は、手術、抗がん剤、放射線だとされていますが、氷山の一角であるガンの固まりを手術や放射線で焼き殺したり切除しても、生活習慣という肝心の原因に手を付けなければ、せっかく辛い治療に耐えても、いずれまたガンが再発したり移転するおそれがあり、根本的な原因を取り除かずにおこなう三大療法は、「ニキビを潰すようなもの」だと表現されています。
初めて知ったのですが、抗がん剤を国が許可するときの基準は、「有効率」が20%でOKということになっているそうです。80%の人には効かなくても許可が下りる、と。しかも、何をもって「有効」とするかというと、ガンの大きさが半分に縮んだ状態が4週間続けばOKだと…。川竹さんが初めてこのことを知ったとき、悔し涙が出たといいます。幸い、あるクスリが一定の効果をあげたとしても、ガンがクスリに対する耐性をつけるため、やがて全く効かなくなることもあるといいます。よく聞く話ですが、患者さんには毎日抗がん剤を使っているお医者さんも、いざ自分や家族がガンになると、「抗がん剤なんかまっぴら」という人が珍しくないそうです。
どのような治療を選ぶかは人それぞれの選択ですが、手術、抗がん剤、放射線治療、という三大療法の他に、生活習慣を改めて「自然退縮」(がんが自然に消えていくこと)を目指す、という選択肢もあるようです。
川竹さんは、がんを克服された人を集めて「千百人集会」というイベントを開催され、その際、がんが治った方の約8割が玄米菜食をしていたといいます。それから、ビワ葉温灸やこんにゃく、里芋などをつかった手当ても効果があるそうです。
心のもち方の乱れについてですが、川竹さんが玄米を食べ始めてわずか2週間で、心が変化していて鼻歌でも出そうな明るい気分の自分に気づいた、という話を書かれています。ぼくも肉食から菜食に変えてきて、心が穏やかに、明るくなってきたのを感じており、食が心に影響を与える、というのは強く頷ける話です。
冊子には他にも興味深い話がいろいろ…がんに限らず、「病気を治す」ということにおいて、参考になるお話でした。
まだ読めていませんが、川竹さんはがんの自然治癒に関する本も書かれています。
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