食べたものが自分の細胞と入れ替わる!?

Broadcasterのピーター・バラカンさんがメインパーソナリティを務め、毎回いろんなゲストを迎えて生き方や価値観についてお話を聞く「Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM」というラジオ番組が面白くて、最近よく聴いています。

TOKYO FMの番組ですが、過去の放送をPodcastで視聴できます。

だいぶ前ですが、2009年1月16日の回に、生物分子学者の福岡伸一さんが登場し、人間の身体は常に生まれ変わっている話や、生物の進化の話をされていました。久しぶりに会った相手に「お変わりありませんか?」と聞くことがありますが、細胞レベルで見ると変わりまくっていると…。

どう変わるのかというと、食べたものが、身体の細胞と入れ替わり、古い細胞は排出される、というようなことを話されていて、それは感覚的に、そうだろうなぁという気がしました。

ぼくはかつては牛丼やコンビニ食、甘いお菓子やジュースなどが主食でしたが、今は畑で育てた野菜とお米と豆類、ハーブティなどに切り替わり、細胞もずいぶん入れ替わったことでしょう…。昔と自分の外見の見た目が劇的に違うわけではありませんが、丸ごと入れ替わったような気もします。


最近のある日のおかず(調理中)。畑の野菜をフライパンに山盛り(お弁当の分も一緒につくったので、一食でこんなに食べるわけではありません)。自分で畑で育てた野菜が自分の身体の細胞と入れ替わってくれるなら、どうぞどうぞ、よろしくお願いします、という感じですが、材料にどんなものが使われているやらわからない市販の食品に細胞が乗っ取られる(!?)のは、おそろしい気がします。

What someone eats is what they are.

食べものは、よくよく考えて口にしたいものです。


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by 硲 允(about me)