ポジティブとネガティブ

ポジティブシンキング、なんていう言葉はもう古い感じがするけど、ポジティブ、という言葉はよく使われる。ポジティブ思考。ポジティブ人間。ポジティブ馬鹿?

ポジティブでいるのはいいことだと思う。ポジティブでありたい。だけど、くさいものにフタをしてポジティブ、とか、片目をつぶってポジティブ、とかいうのはどうかと思う。全部見た(見えた)うえで、ポジティブなところに意識を置いたりポジティブな面を大事にして、自分の気持ちをポジティブに保ち、ポジティブな現実をつくっていく。

ポジティブなもの(こと)もあれば、ネガティブなもの(こと)もある。ネガティブなもの(こと)ばかりに焦点を当てていると、さらにネガティブなものを引き寄せる、というのは、おおいにあるように思う。気持ちが荒れているときに(あまりないけど)車に乗ると、おかしな車ばかり周りに現れる。危険な運転をしたり、よくわからない動きをしていたり、攻撃的な装飾をしてる車だったり。こんな高確率でこんな車ばかり現れるとは、というくらいの勢いで次々に現れる。それが、自分の気持ちが整ってくると、そういう車はぱったりと現れなくなるから面白い。事故を防止するには、自分の気持ちが整っていないときはなるべく車に乗らないほうがよさそう。

ネガティブなもの(こと)に出くわすと、自分が何を望んでいないのかがわかる。それを知ったうえで、ポジティブなほうへ焦点を切り替えていく。

体調がわるいと、ネガティブなほうへ行ってしまいやすい。そういうときは、無理をせずに体を休める。

なるべく、そのときの自分が気分よくできることをする。気が進まないことをするときも、なるべく気持ちを前向きにもっていく。無理のない範囲で。最初、気が乗らなくても、やり始めてみると案外おもしろくなってくることもある。疲れたり退屈してきたら、一旦休憩したりやめる。それが無理でも、ほんのちょっとだけ休んだり気分転換したりする。天気のいい日は、ちょっと太陽の光を浴びるだけでも気分がよくなったりする。天気のよくない日はゆっくりお風呂の浸かると疲れがとれる。