忙しいときこそ

瞑想の習慣が続いていたけど、寒くなると、暖房のない仕事部屋(瞑想部屋でもある)にいれる時間が限られてきて、さぼりがちになっていた。

瞑想をしないでいると、「瞑想してないやろ?」と相方にすぐ気づかれる。それくらい、明らかな効果があるらしい。自分ではわからない違いが、周りの人にはよくわかったりする。

いそいですることが目の前に積んでくると、瞑想をあとまわしにしがちだけど、そんなときこそ瞑想が必要かもしれない。いろんなことに追われていると、それらを常に頭に上げてしまいやすい。それを進めるための作業や思考をしていなくても、「しないと」と思っているだけで、頭も心もつかれてしまう。そんなとき、瞑想をすると、瞑想をしている最中はいそぎの用事をどうやったって進めることができないという「諦め」のようなものがついているので、その間は、そのことから頭をすっかり離しやすい。20分間でもそういう時間をとると、頭がすっきりして疲労感がすっきり和らぐことがある。早くやらないと、という考えや思いが頭の余計な負担になっていたことに気づく。

「忙しいときこそ瞑想を」。このなんだか安っぽいフレーズを時々思い出そう。