パプリカとバナナのサラダ


20年間無農薬栽培を続けてきた畑で育ったというパプリカをお店で見つけて買ってきた。まるっとしてるけど、細胞が引き締まった感じで、可愛く、美しかった。まな板に乗せて包丁を持ったけど、切ってしまうのがもったいないくらいで、いったん包丁を置いて、白いハガキと蜜蝋クレヨンを取ってきて絵に描いた。

パプリカはグリルすると甘みが出る。他の野菜と一緒にエチュベにしていただいたけど、一部、生のまま食べてみると、甘くてジューシーだった。サラダにしようと思い、畑の大根の葉っぱと庭のミニトマトと、熟しすぎて値引きされたのを買ってきたオーガニックバナナを一緒にした。醤油麹とバルサミコ酢をかけた。バナナが合うのかどうか、ちょっと心配だったけど、意外に違和感なし。バナナとパプリカをサラダで取り合わせてみた人は少ないだろうと思った。意外な組み合わせがうまくいくとうれしい。急いで食べる必要があるバナナがなければ、こんな組み合わせ方はしなかっただろう。必要は発明の母? たいした発明じゃないけど、日々、自己満足のぷち発明をしていくのは楽しい。