草の中で育つ陸稲。稲と稲に入っていって、一度鎌で一通り草刈りしたが、涼しくなり始めた頃に雨が続き、また一気に伸びた。
去年は一度しか草刈りしないでおいたところ、草の勢いに押されて稲が本領を発揮できないことがわかり、2回は草刈りが必要だと学んだ。
草刈り後の様子。稲がのびのびとしているように見える。
稲の品種は、自然農法を提唱した福岡正信さんが生み出した「ハッピーヒル」というもの。雑草や病気に強いらしい。
このように穂先がばらけている株もあるが、その上の写真のように、もこもこっと籾がまとまった状態のまま熟すことが多い。1年目はそうと知らず、穂先がばらけるのをずっと待っていたがいつまでたってもそのままで、刈らないままほぼ完熟した。スズメがそれほど食べた形跡がなかったが、珍しいお米で手を(クチバシを)付けなかったのかもしれない。2年目はお米だと覚えたのか、熟して放置しておくとすぐにスズメが食べに来るようになった。
今年は夏に雨が少なかったためか、1年目、2年目に比べて小さい稲が多い。最初に植えたエリアは、隣の水田が近く水が漏れてくることもあるのか、ある程度の大きさに育ったが、後から植えたところは下のように、草の中に埋もれている。
通りがかりの人は、ここに稲が生えていることに気付かないかもしれない。
風で倒れて草とこんがらがっているので、草刈りに時間がかかり、途中でギブアップ。草の中で育った麦を収穫したときと同じように、収穫時に穂先だけを刈り取るつもり。
籾を噛んでみて、カリッとしたら収穫時。中にはカリッとして収穫時の穂もあったが、大半はまだ柔らかい。今年も11月の収穫になりそう。
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