むかごは、香川に移住して1年目の秋に初めてみました。
相方が庭で見つけてきて、食べられるはずだと教えてくれたのですが、ぼくは恐る恐るで、なかなか食べようとしなかったのですが、相方が毒見してからは、パクパクと食べ始めました。
今年も先日、近所の藪で相方が発見し、庭にもできていました。
簡単な食べ方は、ご飯を炊くときに一緒に放り込むだけ。
むかごごはん。むかごはジャガイモのようにホクホクとした食感で、独特の苦みがあって、それがまたいいです。
塩茹でしたり、天ぷらにしたり、炒めたり、煮物にしたり、食べ方はいろいろあるようですが、少量を集めてきてわざわざ料理するのは面倒なので、見つけた分だけ全部ご飯に入れます。
むかごはアミラーゼなどの酵素が豊富で、でんぷんを含む食べ物の消化を助けてくれるらしく、「むかごごはん」は理にかなってそうです。
むかご(ちなみに漢字では「零余子」と書くらしい)は一見芋のようですが、地上にあり、何なんだろうと不思議だったのですが、調べてみると、ヤマノイモという芋の茎の一部が太ったもので、これが地上に落ちると、芽が出て増えるそうです。熟していると、手でちょっと触れるとパラパラと落ち、その頃が美味しいです。
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